「ヘリマネー」って何? | 同床異夢

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「ヘリマネー」という言葉が安部政権の財政政策の中から出てきた。

 

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早速、反安部・反日マスコミ各社が

「ばらまきだ!」

と批判している。

 

「ヘリマネー」という言い方がよくない。

これは、文字通りヘリコプターからお金をまくという例え表現だ。

本当にヘリからお金をまくわけではない。

 

「ばらまきだ!」と勘違いされるが、要するに

政府が財政出動するという意味だ。

何も特別なことではない。

 

それをあたかも、悪いことのようにマスコミでは報道して

安部政権の印象操作を行っている。

 

 アベノミクスは当初デフレからの脱却を謳った。

経済諮問委員会を設置し、そこからの意見が経済政策に影響を及ぼした。

 

「デフレは貨幣現象である」

 

といって、円を大量に刷って銀行に流した。

日銀の金融緩和がそれだった。

そうすることによって、日本の経済が回復するというものだった。

 

しかし、一向にデフレ脱却の様子はなく消費増税してから

さらにデフレが加速している有様だった。

 

結局、デフレの問題は需要が足りないということに気づいた安倍総理は

大規模な(10兆円程度・・・本来は20兆円程度必要)財政出動を行うと言った。

 

需要がないところに、需要を作るのがなぜ?ばらまきになるのだろうか?

彼らは、お金を使うことはなんでも

「ばらまきだ!」とか

「無駄遣いだ!」

と言っている。

 

それが、なぜ駄目なのか?という説明はなく。

レッテル貼りだけで批判している。

 

では、彼らが「ばらまき」と言っている内容を見てみよう。

 

 

まずは、リニア新幹線を大阪まで前倒しで建設

これのどこがばらまき?

名古屋までの建設を大阪まで一気に延長させれば、経済効果が高いのは

誰にでもわかるだろう。

 

地方新幹線の整備

北陸の新幹線が開通して金沢は東京から行く方が近くなったくらいだ。

既に流通が盛んになり経済効果が高まっている。

これの何処が無駄?

 

この二つを取っても、多くの会社がこの事業に参加出来る。

それに伴い、会社が銀行からお金を借りてでも設備投資をするようになる。

今まで、デフレは貨幣現象だと言っていたお札が、銀行に眠っているので

それが使われるようになる。

今は金利がゼロに近いので、企業はすぐに借りるだろう。

 

お札が使われるようになると、今まで金利がゼロに近かったものが改善される。

金利が上がると、投資しようとする人が増える。

 

お金の循環が復活すると、経済が健全化される。

国民が豊になると、「プライマリーバランス」などとバカな事を言わなくなるだろう。

 

このように、民間では大型な需要を創設できないので、政府が需要を作るのは

まともな国であれば当たり前のことだと言える。

 

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