「姫路城マラソン」と国家の行事どちらが大事? その1 | 同床異夢

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前回のブログ「建国祭の日」にマラソンを行う姫路市で、志ある皆さんに

姫路市に疑問の声を届けてほしいと、お願いした。

 

私も、疑問の声を姫路市に送った。

その返答が来たのでここで紹介したい。

姫路市という「公」が発した文書だと意識しながら読んでもらいたい。

 

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私からの質問は・・・

「世界遺産姫路城マラソンの開催日が、平成30年2月11日

と決まったとのことですが、この日はご存知の通り国が定めた

祝日である『建国記念の日』です。姫路市は『建国記念の日』をどのように捉えていますか?

 

また、『世界遺産姫路城マラソン2018』という名称を、『建国記念奉祝姫路城マラソン』などに変更するような、お考えはありますか?・・・・」

 

これに対して

姫路市からの返答・・・

 世界遺産姫路城マラソンはこれまで2月の第4日曜日に実施してまいりました。
 本来であれば、平成30年2月25日日曜日の開催となりますが、当日は国公立大学の2次試験の実施日となっており、兵庫県立大学の受験生や他大学に受験に向かう学生への影響が大きいことから、やむを得ず日程を変更することとしました。
 また、「建国記念の日」の趣旨は十分理解しておりますが、「建国記念奉祝」の冠を付すことは予定しておりません。


 世界遺産姫路城マラソン実行委員会事務局 

 

つまり、受験があるから11日にするという理由だ。

2月は他にも4日や18日が日曜日だが、それがなぜダメなのかの説明はされていない。

私の個人的な考えだけど

「2月12日は振替休日になっているから、参加者も増えるかもしれないし、次の日が休みだとスタッフも楽だ」
そんな考えがあったのではないか?と思われる。飽くまでも私の推測だが。

 

確かに、受験の日に公共道路を制限してマラソンを行うのはいかがなものかと思う。

が・・・

何も「建国祭」にすることはない。

国家より、受験生の方が大事なのか?もっと言えば、国家よりマラソンが大事なのか?

と言いたくなる。

 

「国家」というと、「日本政府」の事を指していると勘違いする人がいるが、

それは間違いだ。

 

「国家」とは2千年以上続いてきた、日本のことをいう。

こんなに長く続いたことに対して、お祝いする。今まで滅びずに努力して国を守ってくれた先祖に感謝の気持ちを捧げる、これは国民としてあたり前のことだと思う。

行政がそんな風に考えていないのは、とても問題ではないだろうか?

 

国家がなくなれば、兵庫県や姫路市も存在出来なくなるのだ。

 

そういうことが解らなくなっている。

解らなくなっているから、姫路市の憲法を作ろう」などと言って

とんでもない条例を制定してしまうのだろう。(前回のブログ参照)

 

回答の中で、

「建国記念の日」の趣旨は十分理解しておりますが

と書かれているが、どんな風に理解しているのか説明がない。

受験生より、マラソン大会より「建国祭の日」は優先順位は低いという姿勢は

はっきりしている。

 

はっきり言ってしまえば姫路市は「日本国」を軽視していると言わざるを得ない。

姫路市の考え方は

受験生>マラソン大会>日本国

との認識らしい。

国家がなくなれば、受験もマラソンも何もなくなるというのに・・・

 

 多くの人が勘違いしているが、祝日とは単なる休みではない。

その日がとても大事な日という意味だ。

戦後そういうことを勉強してこなかったから、国会議員までもが

「ハッピーマンディー法」などと祝日の意味を考えないで日本の文化伝統を軽視する

法律を作ってしまう。

こんなことでよいのだろうか?

 

因みに、世界各国「建国日」は盛大に祝う。

フランスの建国記念パレード。

    ドイツ            オーストリア

  フィンランド独立記念日        スウェーデン

 アメリカの独立記念日         カナダ

 

フィンランドには「Finlandia」というクラシック音楽があるくらいだ、

国があるということが、どれだけ大事なことか国民はよく理解している。

 

ごく一部の国々の建国にちなんだお祭りを紹介したが、どこも盛大に祝っているのがわかる。

日本のエリートは北欧を好むくせに、彼らが愛国者な所は見ないふりをする。

したがって、建国祭は北欧の真似をしようとは言わない。

 

      日本での建国祭明治5年(皇居前)

 

日本は戦後GHQから「紀元節」を奪われた。

主権が回復してから、GHQから奪われた祝日の復活を多くの日本国民が待ち望んだ。

その中で、最も国民に人気が高かったのが「紀元節」今でいうところの「建国記念の日」

にあたる。

多くの国民が望んだという証拠が現在も残っている。

少し、長くなったので日本国民が待ち望んだ「建国記念の日」については次回にゆずる。

 

今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。

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また、引き続き姫路市にもの申したい方は下記へよろしくお願いします。

 

〒670-8501 姫路市安田四丁目1番地
 世界遺産姫路城マラソン実行委員会事務局 
 TEL 079-221-2862 / FAX 079-221-2419

 E-mail  himeji-marathon@city.himeji.lg.jp