安全保障と密接に関係している日曜日の選挙 | 同床異夢

同床異夢

同じ仲間でも違う夢を見る

この度の選挙は、日本の未来を左右する大事な選挙であることを

今まで、繰り返し述べてきた。

 

しかしながら、未だに

「北朝鮮がICBMを所持したら何か日本に都合が悪いの?」

「北朝鮮は一体何がしたいのだろう?」

という知人がいる。

 

      ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキング       にほんブログ村

      (最初にポチッとお願いします)

 

 確かに、それを理解出来ないと今回の選挙がどのくらい大事か解らないかもしれない。

北朝鮮がICBM(大陸弾頭ミサイル)を保持すると、アメリカが射程に入る。

いくら、アメリカの軍事技術が発達しているといっても、核攻撃を受けたら100%それを

阻止することは出来ない。

つまり、アメリカ本土に被害が及ぶ確率が生じるということだ。

 

それにより日米同盟が無力になる。

なぜなら、アメリカ国民の命を危険に晒して、日本を守ることは出来ないからだ。

 

北朝鮮がICBMを保持した後で

「アメリカが日本を軍事的に支援するなら、ロスに核攻撃を行う」

と発表したら、アメリカは何も出来なくなる。

 

攻撃力を持たない、日本は北朝鮮のいいなりになるしかない。

「金を出せ」と言われれば金を出せねばならないし

「食料を出せ」と言われれば、そうしなければならなくなる。

「北朝鮮に無償で原発を作れ」と言われれば、作らないといけなくなる。

 

北朝鮮は自国に有利な国際情勢を作ろうとして、国連の圧力にも屈せず、

核開発を進めているのだ。

これが目的である。

だから、彼らが核兵器を手放すことはない。

 

このまま、北朝鮮が国連決議を守らないで、核開発を進めると、

残されたオプションは物理的な破壊しかなくなる。

 

兵庫12区の元民主党で現在、しらないうちに自民党(二階派)に入っている。

山口壮が今回の選挙で一番主張したいことの問いに

    (民主党 野田政権で外務副大臣だった)

「北朝鮮問題の平和的解決」

というのがある。

 

北朝鮮は自国の核ミサイルを承認してくれない限り交渉はしない

と何度も言っている。

 

だとすると、平和的解決ってなんだ?と聞きたい。

この人のような偽善者が一番信用できない。

 

北朝鮮が無条件でこちらのいうことを聞いてくれるなら、それに越したことはない。

誰しも、平和的解決を望んでいる。

 

しかし、それが出来ないから「どうしよう」と考えているのだ。

民主党で外務大臣や外務副大臣をした人に、まともな人はいないのか?

東大卒は信用出来ない。

 

恐らく、山口壮が言いたいのは

「対話でなんとか解決しよう」

と言いたいのだろうが、

例えていうと、自宅に武装した連中が押し入り、ナイフや拳銃を突きつけながら

 

「持っている通帳・印鑑、現金、金目のもの全部出せ!」

 

と言っている時に、

 

「全部持って行かれると、明日からの生活が困るし、息子の授業料も払えなくなるから半分くらいじゃ駄目かな?」

 

とでも言うつもりなのだろうか?

強盗に入った連中が、息子の授業料を考慮してくれると思っているのだろうか?

そんな思考の人に家族が守れるだろうか?又は、国が守れるだろうか?

 

 

 北朝鮮は20年以上も世界を欺いてきたのだ。

そのことを日本人が忘れているのではないだろうか?

 

時系列で簡単に説明すると・・・

 

1994年(平成6年)・・・米朝枠組み合意

「支援してくれたら核開発を凍結する」

アメリカは軽水炉・年間50万トン原油を提供

 

2005年(平成17年)・・・六カ国協議(日米韓中露北)

「支援してくれたら核計画の放棄を約束する」

核放棄した後に五カ国で重油100万トンを含む経済支援

六カ国共同声明

 

2006年(平成18年)・・・北朝鮮最初の核実験

 

2007年(平成19年)・・・六カ国協議再開

「支援してくれたら核施設無能力化を約束する」

段階的に年内、核施設無能力化を目指すことで六カ国合意

 

2009年(平成21年)・・・北朝鮮弾道ミサイル実験

               六カ国協議を脱退

               2度目の核実験

 

 これだけ騙され続けいているのに、未だに対話などと言っている政治家は

政治センスがないので、国会議員にむいてないといってよいだろう。

 

 この北朝鮮との時系列を見て「平和的解決」とか「対話だ」と言っている人が

国民を守ってくれるかどうか、皆さんよく考えて投票に行きましょう。

 

今回も最後まで読んで下さりありがとうございました。

下のバナーをポチッともお願いします。

 

           ブログランキング・にほんブログ村へ