陸自隊員部下をかばって殉職 | 同床異夢

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白根山の噴火で亡くなった自衛官は

伊沢隆行さん(49歳 陸曹長)

心から哀悼の意を表します。
         (救援に向かう隊員達)
伊沢さんは23日、訓練のため山頂付近からスキーですべり始めた。
その数分後に噴火が発生した。
すぐに部下と共に雑木林に避難したが、噴石が避難場所の雑木林にも降り注いできた。
部下の頭上に落ちてくる噴石をみると、咄嗟に部下に覆い被さった。
伊沢さんの体に噴石が直撃して、上半身骨折で心肺停止状態となり
搬送先の病院で死亡が確認された。

  (白根山の山頂に取り残されたスキー客を救助する自衛隊)

 

噴石が降り注ぐ中、冷静に部下の安否を気遣っていた伊沢さん。

リーダーとしての責任感が彼の行動に繋がったのだろう。

命をかけて職務を果たすとは、こういうことだと思う。

 

こういう人達に我々は守られている。

近年の日本人になくなりつつある、崇高な責任感が自衛隊にはかろうじて残っている。

 

伊沢さんのご冥福をお祈りします。

ありがとうございました。

 

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