昔から厄介な朝鮮半島 | 同床異夢

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実は、習近平に命を狙われていた金正恩。

 

だから、今まで習近平に会いに行かなかったが、

アメリカに3度目の嘘は通じないことが解ったので、

仕方なく大っ嫌いな習近平に助けを求めた。

その証拠に、習近平と会った後アメリカに対して態度が大きくなった北朝鮮。

 

      (顔に緊張が走っている金正恩)

(トランプと会った時は借りてきた猫のようになっている)

 

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しかし、それもトランプに通じなかった。

焦った金正恩は、結局アメリカに屈する形になったが

得意の八方美人外交で体制維持を獲得した。

 

中国は米中貿易戦争で、北朝鮮を自分たち陣営に置いておきたかった。

だからシンガポールまでの旅客機を金正恩に提供した。

しかし、残念ながら影響力を発揮出来ないままに終わった。

 

   (AIR CHAINAの機体から降りてくる金正恩。)

 

アメリカ側につくしか自分の生きる道はないと現段階で

判断したと思われる金正恩。

 

 

このように、朝鮮半島の人達はあっちに行ったり、こっちに行ったり

信用出来ない行動をするのが通例。

 

先人の日本人はそのことをよく知っている人がいたので、

「朝鮮半島とは関わるな」という主張が多々あった。

 

歴史は過去のもので、現在とは関係がないと思っている日本人が多いが

民族の考えや行動は、過去と繋がっていて、それはそう簡単に変わる物ではない。

 

日清戦争や日露戦争も朝鮮半島をめぐっての戦いである。

近年では、朝鮮戦争も蓋をあけてみたらアメリカVS中国の戦いになっていて

肝心の朝鮮人は逃げていたという見方も出来る。

 

そういう過去を考えながら、現在の朝鮮半島情勢を見なければならない。

日本のマスコミの報道では何も理解できない。

最も、日本人に理解させないように報道しているともいえる。

 

 トランプと金正恩との間で交わされた合意文書に

「具体的な事が書かれていない」

という意見があるが、トップ会談で詳細は詰めないことが多い

それは、今後実務者などの話で決まっていく。

既に、会談後ポンペイオ国務長官が

      (マイクポンペイオ国務長官)

「非核化は2年半以内を・・・」

と言っている。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180614/k10011477311000.html

 

これが、もっと詰められていくだろう。

それが終わるまでは経済制裁は解除されないので、

北朝鮮も本気で取り組む必要があるし、

もし、本気でしなければ「次はないよ」

とトランプに釘を刺されたはずである。

 

 さて、アメリカは何を考えているのかを考えてみると

先日のG7サミットから北朝鮮まで、全て繋がる行動を

トランプ大統領は取っていると思われる。

 

それは、対中国戦略である。

日本の報道や解説を聞いていたら、何も解らないという証拠が

下の写真である。

 (サミットで対立するトランプとドイツのメルケル)

トランプの横にいるのは、ボルトン補佐官である。

日本のマスコミは、対北朝鮮問題で

「彼は強硬派で戦争を誘発する危険人物だからアメリカでも無視されている。」

といったような内容を報道していた。

 

北朝鮮問題から外されたと騒いでいた人もいたが、この写真を見る限り

トランプ大統領は彼を信用していることが解る。

 

ドイツは、中国に多大な技術援助や資金援助を行っている。

上海を走っているリニアモーターカーはドイツの技術である。

また、人民解放軍の戦車をはじめとする武器はドイツの技術が沢山注入されている。

 

これも、今に始まったことではない。

シナ事変や満州事変で日本軍が戦った相手は、ドイツの武器を使っていた。

そして、ボルトンは対中国に対しては厳しい発言をしている。

このことから、今回のG7サミットは対中国に対するアメリカの姿勢と

ヨーロッパが中国よりになっている(主にドイツ)ことの対立がこの写真に現れている。

 

その流れで北朝鮮問題がある。

アメリカは北朝鮮をとりあえず、自分の界隈に置くことに成功したのだ。

ここに、韓国を入れなかったこともその理由である。

韓国の文在寅の頭の中は、赤化されている。

中国に同化されようとしているのを、アメリカは危惧している。

今後は、南北の朝鮮の体制が反転することも考えられる。

 

いずれにしても、朝鮮半島というのは猫の目のように、ころころと変わるので

今後どうなるか予想しにくいが、当面金正恩はアメリカの言うことを聞いて

非核化の道を進むだろう。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

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