こんにちは

リナホームの森川です

 

昨日に引き続き 

住宅ローンについて中編です

もしも審査が通らなかった時に

するべき事を 掻い摘んで

本日はお話しさせて頂きます

 

 

・ロ-ン審査を落ちました、実は2回目です

・審査がダメだと、今後の住宅ローンは?

住宅ローンの審査を受けられた方から

この様な質問を伺う機会が結構有ります

この場合共通して感じる事は

既に何度か審査で否認されてしまい

焦っている感じの相談だと言う事

 

 

しかし ちょっと待って下さい

もし、特に思い当たる理由も無く

審査に落ち続けているならば

審査情報飽和状態

陥っている可能性もあります

 

この審査情報飽和状態

になってしまうと

一定期間は中々審査を

通過する事ができません

なぜ、この様な状態に陥って

しまうのでしょうか???

 

住宅ローン審査を受けている

という事は、各金融機関で

情報共有されています

 

どの様に共有されるのかと言うと、

A銀行で住宅ローンの審査中

という事実が個人信用情報

記録される形で共有されます

個人信用情報に

審査を受けた事実

は記録されますが、

審査結果は記録されません

 

この審査結果は記録されない

と言うところがポイント!

 

 

審査情報飽和状態に陥る人は、

この制度の悲しい被害者でもあるのです

 

例えばA銀行B銀行C銀行D銀行

立て続けに住宅ローンを申し込んだ場合

複数の金融機関に申込をして

一番有利な条件で借りたい

多くの方が思う本音です

ところが審査結果は記録されない

個人信用情報を参照すると

最後に申込を受けたD銀行にとっては、

この場合怪しい申し込み人

見えてしまいます・・・

 

 

個人信用情報には、

A銀行で審査を受けた事

B銀行で審査を受けた事

C銀行で審査を受けた事

の3つしか記録が掲載されていません

勿論、審査結果の記録もありません

 

それを見たD銀行は、

立て続けに審査を受けるという事は

ABC銀行の審査で落ちたのでは?

と言う疑いを持ちます

審査結果までは分からないものの

何度も審査を受けている=怪しい

と思われてしまうのです

 

そして住宅ローン審査の

疑わしきは通さない

と言う鉄則に従って、

この場合の申込を否認する!

という結論に至るのです

審査結果まで記録されない事

逆に仇となってしまうのです・・・

 

 

審査情報飽和状態

陥ってしまったと感じたら

まず、躍起になって

審査を受けるのだけは

やめましょう!

数撃ちゃ当たる!とばかりに

何度もトライする程

審査に通る確率は

下がります

個人信用情報の仕組みを

知った事で

ご理解頂けたかと・・・

 

そして

審査情報飽和状態

一番の有効な解決策は、

次の審査まで期間を空けるです。

審査を受けた履歴は、

最低でも6か月間残ります

目安としては、

最後に審査に落ちた日から

少なくとも半年経ってから

新たに審査を受けましょう

 

 

どうやら審査情報飽和状態では

なさそうだと感じたら、

基本に立ち返って対策を練りましょう

それは何かと言うと

審査に落ちた理由を特定するです

 

 

審査に通らない原因としては、

まず借入額が多いと言う事です

車のローンを含め、

他に借りているお金も

借入可能額に影響を与えるので

そういった事も考慮しながら

予算を決めたり

頭金を用意する必要があります

 

 

次はご自身の勤務先等です

勤続年数が長い方が有利ですし

安定企業(公務員、上場企業等)に

お勤めの方の方が優遇されます

又、職種は独占業務を持つ国家資格

(医師、弁護士、など)も優遇されます

 

この中で自分で簡単に改善できるのは

勤続年数なので

もし勤続年数が短い(1年未満)の方は

今の職場で勤続年数を伸ばす事です

昔の様に「勤続年数3年以上ないとダメ」

と言う金融機関は殆どありませんが

目安としてまず1年、出来れば3年

を目指して審査の準備をしましょう

 

 

・審査情報飽和状態でもない

・ご自身の理由も当てはまらない

・もしかしたらあの支払延滞が原因かも?

・過去の金融事故の履歴が残っており

審査に影響するかも知れない・・・

 

もしもそういう不安がある場合は、

個人信用情報も確認しておく事

をオススメ致します

 

金融機関が参照している

個人信用情報は主に3つです

・CIC(シーアイシー)

http://www.cic.co.jp/

・JICC(日本信用情報機構)

http://www.jicc.co.jp/

・KSC(全国銀行個人信用情報センター)

http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/

これらのサイトで、ご自身の

個人信用情報を入手する事が出来ます

住宅ローン審査を受けようと思ったら

まずこの情報を入手し

確認しておく事が大事です!

 

 

何も悪い履歴が無ければ

安心して審査を受けられるし

少しでも悪い履歴があれば

それに対処する事が出来るからです

 

信用情報に掲載されている

金融事故の履歴を見つけたら、

まずは対処方法を検討しましょう

 

いつまで掲載されるかにもよりますが

金融事故履歴は消えるまで待つ

これが基本です

消えてしまいさえすれば

今後の住宅ローン審査は

安心して臨めます

 

そして

金融事故が大きなもの程

事故履歴が残ったまま

審査に通る可能性も低くなります

又、履歴掲載中でも

出来れば家を購入したい!と言う

タイミングがいつになるかは

分かりません

 

出来るだけ普段から

頭金の準備をしたり

ご自身の勤続年数を増やすなどの

工夫を重ねておいて下さい

 

金融事故の後で

イチから始めるのは大変ですが

そうやって積み重ねた努力

将来の審査通過の可能性を

高めてくれます

 

◆◇◆前回・今回のマトメ◆◇◆

・知らぬ間に借金はないか?・

・審査情報飽和状態になってないか?

・ご自身の勤続年数は短くないか?

・過去に金融事故等はないか?

 

ローン審査を落ちてしまって

悩んでおられる場合は

この辺りのチェックをヨロシクです!

 

それでは明日の

そんなん知りまへんでした後編も

宜しくお願い致します!

 

ではでは~♪