アキのロッテなぼやきブログ

千葉ロッテ中心のブログです!
他に気になった事をとりあげる事もあるので
見に来てくださいね。

西野再転向はどうなんだろうか。

2016-10-24 00:00:21 | 野球
ロッテ 守護神・西野に先発再転向プラン「傷つけすぎてしまった」

 ロッテ守護神・西野の先発再転向プランが浮上した。13年に先発で9勝を挙げ、14年から抑えで2年連続30セーブをマーク。だが、今季は21セーブで6敗を喫し、防御率3・35に終わった。

 落合投手コーチは、本人と話し合ってから決めるとした上で「今年は(精神的に)傷つけすぎてしまった。本人のことを考えて、先発に戻る方がいいのかなと僕は考えている」と話した。現時点では益田、内らの中継ぎ陣が、新守護神候補と見られる。



マリーンズ守護神西野が先発再転向する可能性が浮上したようです。

西野は抑えに転向した2014年ににいきなり57試合登板、リーグ3位の31セーブを記録し、防御率1.86.WHIP0.83と安定感抜群の成績を残しました。
翌年2015年も54登板 34セーブ防御率1.83WHIP1.04と、若干WHIPの数字が上がりましたが安定感は変わらず、「セーブのつく機会で失敗0」「打たれた本塁打が1本」だったことから侍JAPANでも守護神の座を譲らず、「ノーヒットノーラン継投」の9回を見事飾りました。



その絶対的な守護神と思われた西野も人の子とだったと言うべきか。
今年に関しては数字、印象からしても散々なシーズンでした。
調子が悪いといってしまえば、その一言で片付いてしまいますが、今季の西野に関してはずっと悪かったと言ってもいいでしょう。
それが侍JAPAN招集で調整の時間が足らず失敗したのか、それとも精神的なものなのか、そもそも無理をしていたからか、どちらにせよ武器であった「制球力」がここまで悪かった西野は見たことありません。
夏場には右肘痛で浦和生活となりましたし、壁にぶち当たってる感がある西野です。

さてその自慢の制球力が失われ今季は安定感に欠けたわけですが、数字を比べてみると今年の成績の悪さが如実に表れます。
42試合 3勝6敗21セーブ 防御率3.35 WHIP1.16 4被本塁打 17失点

並みの投手がこの成績を残したら、良くやったというべきなのでしょうが、日本の守護神の成績と考えるとやはり物足りなさが残ります。
まず注目するにWHIPの数字ですが、前年よりもプラス0.12と劇的に変わったわけでなく、数字的には良い方でしょう。

しかし問題は被本塁打の量ですね。
昨年は被本塁打1本だけに対し今年は4本と昨年と比べ登板数、イニング数が少ないのに関わらず、この被本塁打ですから負けが重なるのは納得です。


さてさて前置きが長くなってしまいました。
西野先発再転向に関して私は賛成寄りの立場です。
あくまで賛成「寄り」であって大賛成というわけではありません。
そもそも抑えに転向させた理由が、先発転向したオフに肩の状態が芳しくない事が発覚し、球を多く投げる先発より中継ぎや抑えの方が向いていると伊東監督の鶴の一声で抑えに転向し結果それが大成功。

その後も2015年9月に骨折、2016年の右肘も張りなど意外や意外毎年怪我をしている西野ですから、先発に転向させるのは正直本人を苦しめる選択になりそうな気がしてなりません。
かと言って中継ぎや抑えに置いとくからと言って怪我が発症しないわけでもなく、6日に一回投げまくるか、毎日ちょっとずつ投げるか、どちらかの選択した残されてないですから、こっからは本人がやりたい方を優先させた方が良いのかなと思います。


しかし先発再転向となると先発ローテ枠争奪戦が活発化します。
怪我等のアクシデントが無い前提での話しですが
涌井、石川の二本柱は内定決定。
そこから後を追うのが、スタン、唐川、二木、関谷、大嶺、チェン、古谷、そしてルーキードラ1佐々木、ドラ2酒井、ドラ5有吉、そして西野&私アキの強い希望で藤岡にもこの先発ローテ争い枠に強く推進させて頂きます。

涌井、石川を抜いても候補が12人いるのはかなり層が厚くなったといえるでしょう。
勿論ルーキーには期待はしても計算には入れません。
現実的に考えても大嶺は中継ぎスタート、古谷、チェンは二軍スタートなのかなと思います。

まとめると、涌井、石川、唐川、スタン、二木、関谷が今の所先発ローテ枠内定組なのかなと。
西野再転向プランを実行する場合ここから関谷が外れる事になるかもしれません。
そこからまたオープン戦活躍次第で、佐々木、酒井がローテ枠に喧嘩を売る場合もありますし、隠し球的な有吉が2013年の西野のように救世主として現れるかもしれません。

もしかしたら、ここからまた左腕の新外国人を獲得する流れになるかもしれませんし、FAで投手を獲得する可能性だってあります。
なんにせよ伊東監督が進退を賭け直談判し、補強を約束したわけですから、ドラフトだけでなく「そこら辺」の補強も大きく期待しときます。

さてさて今年のドラフトのおかげで先発の層が格段に厚くなりました。
だからこそ私は計算ができる西野を守護神として置きたいわけですが、1ファンとして先発西野を1年間見てみたいという気持ちがやっぱ〜り大きくあります。

正直スタンリッジに関しては今年以上の成績を上げれるかと言えば、それは難しいと思いますし、代わる先発候補が西野なら穴を埋められるかそれ以上を期待できます。

兎にも角にも西野再転向となるとあんだけいなかった先発候補も頭数が揃ってきたし、中継ぎ陣にももう1枚計算できる選手が現れれば、優勝フラッグも見える位置まで近づけるでしょう。

こうなってくるとあとは野手だけ。
デスパイネのような大きいのが打てる外国人を期待しましょう。
もちろん噂されている李大浩でも嬉しいですけどね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿