ひょうきちの疑問

新聞・テレビ報道はおかしい。
2020年のアメリカ大統領選以後はムチャクチャ

意味と言葉 意味をめぐるマスコミと民衆の戦い

2017-02-05 07:33:00 | 理念

日曜日

人は何のために生きるのか。

人は生きるに値するか。
人生の意味とは。
人生に意味はあるか。

意味とは何か。
人はなぜ意味を考えるのか。
いや、なぜ意味を考えずにはいられないのか。

言葉が生まれたそのときから、人は意味の世界の中で生きている。
意味がないと不安な世界で生きている。
だから何にでも意味をつけたがる。

言語は便利なものだが、不安定なものである。
言葉に意味を与えたのは人間である。
しかし世の中には人間の能力を超えた世界がある。
意味の世界はそこには及ばない。

大切なことは保留することである。
意味の分からないものに、勝手に意味を与えてはいけない。
今アメリカで起ころうとしていることは、その見直しである。

言葉に変な意味を与えると世の中が狂っていく。
人間は言葉の世界で生きているから。
言葉の論理で生きているから。
その論理の世界で善悪が発生するから。
善悪を発生させるのも、言葉の世界である。

人生の意味が不明なように、グローバルの意味するところも不明である。
その意味が本当に分からないうちは、保留すべきである。

人生の意味は百人百とおりの解釈がある。
それが一番正しいのではないか。
グローバルに対しても百人百とおりの解釈があって良いのではないか。
それを一律に、グローバルは善だとしたことが、今回のアメリカの混乱を呼んでいるのではないか。

意味づけのプロであるマスコミによって、このことはますます増幅されているという見方もある。
今まで言葉に勝手な意味を与えてきたのはマスコミである。
その意味が通用しなくなったのが、今回のアメリカでの出来事である。
だからトランプ大統領の誕生を読み間違ったのだ。

このことは意味づけのプロであるマスコミ集団が、現実の社会とは乖離した存在であることを示している。
実態と乖離した意味付けをしてきたマスコミに多くの人が疑問を持っている。
そして国民投票によって意味づけが変更されたのだ。

変更したのは国民で、それに抵抗しているのがマスコミである。
日本のマスコミは、日本の株価と同じようにアメリカのミラー相場である。
何も考えてはいない。考えてもいないのに意味を付与しようとする下請けマスコミである。
質の悪さはアメリカ以上である。

いま意味の世界が、マスコミの手を離れて、地に足をつけた現実の人々の手にやっと戻ろうとしている。


1 コメント

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各国大使館付きCIA要員の指金 (空又覚造)
2017-02-07 12:43:56
ウクライナの政権転覆に50億ドルを使ったと,元国務次官補V.ヌーランド女史は電話で語っていました。その電話が盗聴されているとも知らず。
 それはともかく,「日本のマスコミは、日本の株価と同じようにアメリカのミラー相場である」ことは間違いないとしても,世界の各国のマスコミもアメリカのミラ-相場だと思っております。つまり,各国のアメリカ大使館付きCIA要員がその国のマスコミに指示を出して記事を書かせ,了承されたのが,新聞記事やTV番組に登場していると考えるべきでしょう。
 イラン,ロシア,中国等を除き,各国に派遣されたCIA要員が,50億ドル以上の金を使って,記者やマスメディアを買収し,あるいは資金を援助し,「アメリカのミラ-相場」を形成していると考えた方が,分かり易いと思います。日本語がぺらぺらのアメリカ人がいたら,その人はCIA要員だと思って間違いないでしょう。

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