月曜 振替休日
昭和40年代、貧しい家庭に育ち、中学卒業後、専門学校に行かせてもらった少年が、60代になって、
自分が義務教育以上の学校に行かせてもらった意味を問いながら、その恩返しにと、
日光東照宮の修復に当たっている姿を描いたNHKの『匠シリーズ』が先日放送された。
自分の技術を数百年後の人のために残したい。
学歴を積むというのはそういうことではなかろうか。
学ぶことの意味とは何か。
人より多く学んで何をするか。
それが自分のためであっては、何にもならないのではないか。
有名大学など学歴が上になればなるほど、逆にそういう人は減っているのではないか。