ひょうきちの疑問

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<米、シリア攻撃>北朝鮮に強烈な警告 中国への威圧狙い

2017-04-08 06:38:49 | 国際・外交(日米関係)

土曜日

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170407-00000127-mai-int

<米、シリア攻撃>北朝鮮に強烈な警告 中国への威圧狙い

毎日新聞 4/7(金) 22:05配信

 米国のシリア攻撃はトランプ大統領が自身の別荘に習近平・中国国家主席を招いた夕食会の終了直後だった。
会談の主要議題は核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮への対応。
シリアのように「一線」を越えれば同様の攻撃があり得ると北朝鮮に警告すると同時に、そうならないよう中国に北朝鮮への圧力強化を促す狙いもあったとみられる。

 「中国の代表団を乗せた車列がマララーゴ(トランプ氏の別荘)から出て行った」。
米中首脳会談を取材するホワイトハウスの代表取材団のメモが夕食会の終了を伝えたのは6日午後8時半過ぎ(米現地時間)。
直後の8時40分、東地中海の米駆逐艦2隻から「トマホーク」が発射された。
トランプ氏がシリア攻撃を発表した会見場の脇で夕食会の後片付けが続いていた。

 「大統領は必要なときには断固たる行動をとるということを明らかに示した」

 ティラーソン米国務長官は6日、シリア攻撃の意義をこう強調した。
トランプ氏はこれまで、中国が北朝鮮への圧力強化に動かなければ「米国単独での行動もあり得る」と述べてきた。
トランプ氏は米中首脳会談に向かう大統領専用機の中で「中国は(圧力を)強化すると思う」と語っている。
このタイミングでシリア攻撃に踏み切ったことは、北朝鮮と中国への強烈なメッセージとなった。

 その「決意を支持」した日本政府。
菅義偉官房長官は7日の記者会見で「核兵器や化学兵器を含む大量破壊兵器の拡散と使用の脅威はシリアだけの問題ではない。北朝鮮など東アジアでも起こり得る」と北朝鮮を名指しで批判した。
米国の決意はいつでも北朝鮮にも向けられるとの警告だ。

 「オバマ政権とは明確に違うという姿勢を打ち出した。トランプ大統領はやるときはやると」

 政府高官はオバマ米政権時代に北朝鮮の核・ミサイル開発が進んだことを念頭に今回の攻撃を評価した。
日本政府は「北朝鮮は当然恐れているだろう」(外務省幹部)とみるが、
それでも北朝鮮が新たな核実験やミサイル発射を行った場合、米国が軍事手段をとらなければ「核を持っていたから攻撃されなかった」と考えるかもしれない。

 その行き着く先は北朝鮮の核保有国化か、米朝戦争か。
政府は「チキンレースになると怖い」(防衛省幹部)と懸念し、中国の出方を注視している。
【梅田啓祐、パームビーチ(米南部フロリダ州)会川晴之】

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【私のコメント】

1.2003年のイラク戦争のとき、戦争の口実となったイラクの大量破壊兵器は結局なかった。今回、アサド政権は化学兵器の使用を否定している。

2.イスラム国と対立しているアサド政権(シリア)を攻撃するとは、イスラム国を利する。イスラム国の正体はいまだ不明。

3.アサド政権を支持するロシアとの対立が表面化する。それまでトランプはロシアのプーチン大統領との友好につとめていたが、なぜ方針転換したのか。ロシアのプーチンは『アメリカの侵略行為だ』と激しく非難。

4.中国の国家主席である習近平を招待している最中にこのような行動に出るとは、中国のメンツは丸つぶれ。対立が深まる恐れあり。

5.アベシンゾーは、2003年のイラク戦争のとき、他国に先駆けて真っ先にアメリカを支持した小泉純一郎と同じ行動をとっている。その時と同じ力が働いている。

6.今までのトランプ政権の方針と全く違う。なぜこんな行動を突然とったのか。2003年のイラク戦争のときと同じ手法。同じ勢力が背景に存在する。

7.アメリカにはやはり、戦争をしたくてウズウズしている勢力がいる。トランプはその勢力と何らかの取引をした可能性が大。外交を捨てて、国内経済をとったのか。


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