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“親・安倍”ジャーナリスト山口敬之氏 レイプ疑惑で絶体絶命

2017-06-14 11:41:25 | 自民党政策

水曜日

AERA
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“親・安倍”ジャーナリスト山口敬之氏 レイプ疑惑で絶体絶命

(更新 2017/6/ 7 11:30)

 

詩織さんと山口氏のメール

詩織さんと山口氏のメール



「レイプという行為は私を内側から殺しました」

 性被害を訴えたのはジャーナリストの詩織さん(28)。元TBSのワシントン支局長でジャーナリストの山口敬之氏(51)から、意識を失った状況で無理やり性行為をされたと主張している。山口氏は『総理』など安倍政権についての著書があり、首相とも親しいとされる。

 準強姦(ごうかん)罪にあたるなどとして被害を訴えたが、東京地検は山口氏を不起訴処分とした。詩織さんはこれを不服として、5月29日に検察審査会に審査を申し立て、記者会見をした。名字は伏せたが名前は出し、自らカメラの前に立った。

 ジャーナリストを志しNYの大学で学んだ詩織さんは、帰国後、TBSのワシントン支局長だった当時の山口氏から、支局での仕事や正式採用も可能といった誘いを受けていた。

 被害を受けたのは2015年4月3日。詩織さんはこう説明する。

「山口氏から『ビザの件で話がある』と、食事に誘われました。恵比寿の店でお酒を飲んだあと、めまいを覚え記憶をなくしました」

 翌日の午前5時ごろ。強い痛みで目が覚めた。都内のホテルのベッドの上で、山口氏が避妊具もつけず性行為をしていたという。

 山口氏は、詩織さんが泥酔したのでやむなくホテルに連れていったなどとして、「レイプ」を否定している。

 詩織さんは、捜査過程にも疑問を感じている。告訴状を受理した警視庁高輪署は逮捕状をとったのに、山口氏は逮捕されなかった。詩織さんは捜査員から「警視庁幹部の指示で逮捕を取りやめた」と言われたという。山口氏は書類送検され、東京地検は嫌疑不十分で不起訴とした。

 安倍政権と太いパイプを持つ山口氏だけに、「何らかの圧力があったのではないか」との見方もある。

 山口氏は本誌の取材に対し、法律的な問題と道義的な問題が存在していると前置きして、こう反論する。

「私はまず『法に触れることはしていない』という自らの主張を完遂する必要に迫られている。あたかも犯罪者と断定するかのような報道や主張が大量に流布されていて、道義的な観点からの見解を発表できる段階にはない」

 それでも詩織さんは、闘ってゆくと話す。

「顔と実名を出すことに家族は反対しました。でも、性犯罪の被害に遭った女性が、なぜ隠れなくてはならないのか」

 共感する声がある一方で、中傷するネットの書き込みも相次いだ。

「覚悟はしていたが本当に苦しい。けれども、顔を出し、声を上げなければ、捜査組織や病院など社会の支援体制は変わらない」

 警察が逮捕しなかった理由などははっきりせず、疑惑は深まる。詩織さんの切実な声を、検察審査会はどう判断するのだろうか。

<詩織さん側が主張する経緯>
2015年4月3日 山口敬之氏と面会。午後8時過ぎに串焼き屋に入店。午後9時40分ごろ寿司屋入店
4月4日 午前5時ごろに痛みで目が覚め、ホテルでレイプされていることに気づく。記憶は寿司屋の途中から欠落
4月9日  警視庁原宿署に相談
4月11日 原宿署で高輪署の捜査員と面会
4月15日 捜査員とホテルで防犯カメラの映像を一緒に見る
4月30日 高輪署で告訴状受理
6月初頭 証拠がそろい逮捕状が発行される
6月4日 山口氏が帰国するタイミングで逮捕するとの連絡があり、詩織さんがドイツから日本に戻るよう要請される
6月8日 捜査員から、上からの指示で逮捕できなかったとの連絡がある。捜査員は担当から外れる
8月26日 山口氏が書類送検される
10月 詩織さんが担当検事と初めて面会
2016年1月 山口氏が担当検事と面会
6月 詩織さんが検事と2度目の面会
7月22日 山口氏が不起訴処分に
2017年5月29日 検察審査会に不服申し立て。詩織さんが会見

週刊朝日 2017年6月16日号


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