アメリカは食べる。――アメリカ食文化の謎をめぐる旅
読んでみました
長いです
なんと 736P
辞書みたいでしょ
さすがに 正月からぼちぼち読んで
やっと読み終わりました
アメリカ中のどこの食堂でも
朝食のメニューの中身が
ほとんど同じなのはなぜか?
アメリカ料理に季節感や地方色が
希薄なのはなぜか?
アメリカに醗酵食品が少ないのはなぜか?
移民国家として独自の文化を築き上げた
アメリカ合衆国の食にまつわる数々の謎を
アメリカ文化に精通した著者が
みずからの旅を通じて一つひとつ紐解いていきます
食の本だからと思って
ちょっと気楽な感じで読み始めたんですが
とにかく この本の著者
東 道夫さんの経歴にびっくり
両親はカナダ出身の日系人
「ミリオンダラーベイビー」
などの翻訳も手がけ
フォークソングブームの火付け役でもあり
アメリカのブルーグラス音楽の紹介もされて
テネシー州名誉市民
ご親戚は ハワイ・カナダなどの
日系人コミュニティに多数
アメリカと日本の間にいる著者が
カントリー&ウェスタンの歌詞を紹介しながら
アメリカを自ら車で旅をする話を
織り交ぜた アメリカ誕生の物語
ピグリムファーザースからですからね
本当にものすごく長いんだけど
そして 詳しすぎて 若干
ついていけないところも多いんだけど
また その間延びした感じが
長いストレートのハイウェイを
けだるく車で走ってるみたいで
非常に臨場感があるんですよ
ああ アメリカって
でっかいなぁ
そして でっかすぎて
寂しいんだなぁ
って
単純にアメリカの料理は
健康に悪いとか
まずいなんて 馬鹿にしてはいけない
同じ味であることに
こだわるのは どうしてなのか
はじめて 理解できた
故郷をすてて
アメリカ人となった
人々の誇りの持ち方
を考えると
なんだか ちょっと
愛しくて ぐっとくる
写真がほとんどないのに
ちゃんと 料理が想像できるのも
すごいことだ
とにかく 長いですが
決して読みにくくはないし
ロードトリップ気分で
カントリーをかけならが読むと
気分もあがるかもしれません
そして まったく本には
関係ないんだけど
この お世辞にもメジャーではないし
値段も高い本なのに
旦那のお兄ちゃん=
私とまったく気が合わない
義理の兄が
同じ本を持っていたことに
驚愕Σ(゚д゚;)
私達 変わり者同士だから
気が合わないのかしら・・・・
いやーーーーー
クロスカントリーの大会、見たことある?
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勿論 旅のお供は
美味しいご飯