知人の為に今、有料老人ホームを見学している。
横浜港南区には、Bの有料老人ホームがある。
1週間前、B港南を見学する。
上大岡駅から江ノ電バスに乗って日下小学校前でおりる。
私の知人が以前、そのバス停の1つ手前のバス停の近くに住んでいた。
10年ばかり、その方との関わりがあって、1か月に2回は訪問して、いろんなお話や、いっしょにカラオケにいったり、いっしょに食事し
たり楽しい交わりを刺せていただいた。
その方は、84歳になり、息子さんが探したの有料老人ホームにはいった。
今は、その貸家は空き家になってしまった。
その方は小さな庭に柿の木や、いちじくの木があって、季節になると実のった柿やイチジクを取って食べていた。
縁側があって、日陰をつくるために植えた瓜が沢山実って屋根までそのつるが伸びていた時があった。
夜はとなりのビルから灯りがもれ、月明かりで、窓越しにかげえのように瓜の葉っぱがきれいに現われていた。
膠原病をもっていて、からだのふしぶしが痛み、たくさんの薬をのんでいた。
いっしょにキーボードをつかいながら、ゴスペルをうたったり、お祈りしたりした時間をもった。
何回も転倒して、足首をくじいたり、手首の骨をおったり、口の中にヘルペスができて、食事もとるのも大変な時があった。
そんな状態がつづいたが、デーサービスに通うようになって、だんだん元気になった。
ある時は、歩けなくなったが、上大岡駅の近くのカラオケ屋にいって、踊りながら歌をうったたりしながら、自分流にリハビリして、だんだ
ん歩けるようになった事もあった。
もう、彼女はそこから菊名の有料老人ホームに移って、会うことができなくなった。
でも、そこでの、クリスチャン同士の交わりで、いろいろ教えられたこともたくさんあった。
今も、彼女の笑顔が目の前にうかぶ。いつも、前向きで、明るい笑顔を絶やさない人でした。
庭にカラスがきて、わたしが家を空ける時は、留守番してくれているといっていた。
カラスと話ができたようで、楽しく、カラスの話をしていました。
いつのまにか、鳥がカボチャの種を庭の落として、カボチャがなったとか、柿なんかなっていなかったのに、柿の種をまいていたら、3年
で、柿の実がなりはじめたとか、白い椿と赤い椿が咲いていた時、白と赤の混じりの椿がほしいとねがったら、その願いがかなって、まじり
の椿が咲いたとか、いろんな不思議な話を聴いた。
そんな人の近くにこの有料老人ホームがあって、前には夢庵というレストランがあった。
私は、見学の時間がまだなので、そのレストランで、コービーを飲んで見学する時間までまった。
その施設は、5階だてだった。
個室が廊下の両側にならんでいた。
介護付き老人ホームではないのですが、3人の利用者さんにヘルパーが一人つく体勢で、そのヘルパーさんが責任をもって、利用者さんので
きないところをしてくださるようだ。
毎日、いろんなイベントがあるカレンダーを見せてもらった。
習字、塗り絵、音楽療法、体操など、年に1回、宝塚歌劇団のようなグループがきて、劇をみせてくれるそうだ。
個室には、洗面台、ロッカー、トイレがついている。
窓から見る景色は前が国道がはしっていて、向えには、レストランが見えた。
食堂、お風呂などみせてもらう。
ちょうど、利用者さんが、チャンバラの映画をテレビでみていた。
新しい建物で、中はまだきれいだった。
健康な利用者さんなら、快的な生活ができると思った。
次は介護付きの有料老人ホームが横浜にあると聞いたので、そこも見ることにした。
そこの費用は入居金250万で月々17万円で、そのほかに4万円かかるようだ。
夫婦2人で住む部屋もあり、入居金は560万円で、月々36万円くらいかかるらしい。
あなたの若い日にあなたの造り主をおぼえよ。(聖書)