去年、パキスタン人のマララ・ユスフザイさんがノーベル平和賞を受賞されましたね。
一度は瀕死の重傷を負ったにもかかわらず怯むことなく自分の主張を続ける姿は尊敬します。
しかしマララさんを殺害しようとしたタリバンもそうですが、世界中で
自分と主義主張が違うというだけで、いとも簡単に人の命を奪い傷つけるということが多いと感じています。
結局、武力行使は何の解決にもならず憎しみと恨みを増幅させるだけの生産性のない愚かな行為だと思います。
ウルトラセブンのモロボシ・ダン隊員のセリフですが
「血を吐きながら続ける悲しいマラソン」
これをいつまで続けるつもりでしょうか。
日本でも同じことが言えます。
それは学校でのいじめ。
自分という不確かな定規で図るため少しでも自分の定規からはみ出ると攻撃の対象にする。
自分より背が高い低い、体が大きい小さい、運動ができるできない、
勉強ができるできない、性格が明るい暗い、自分の興味ないことに興味がある。
それらをすべて異端と判断し、いじめる。
タリバンとやっていることの根幹は一緒ですよね?
それが、いじめ自殺に繋がり人の命を奪うことになります。
にも関わらず学校では「命の大切さ、個性の尊重」と唱えますが
いったいどの辺が、それを実践していますか?
少なくとも私のいた小学校・中学校では、それを感じませんでした。
ここで提言したいのですが小学校・中学校で、いじめ防止のために
そういった授業をやるべきです。
生徒だけが対象ではなく保護者や学校の先生もしっかり学ぶカリキュラムにしなくては、いじめを無くすことはできません。
私は鉄道好き・歴史好きという理由でいじめられました。
そこから不登校になり精神疾患を発症し10年以上苦しめられました。
自殺しようと思ったこと自殺未遂をしたこともあります。
もうこんな苦しみを体験させたくない。
自分に正直に好きなものを好きでいるだけなのに・・・
いじめ・差別と精神疾患はリンクしています。
それを知る勉強を学校に導入しなければなりません。
いまは小さな動きですが、いつか大きな動きになれば。
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