を大学で学んだことはないのだが、その一部を2年ほど教えたという経験がある。とはいっても専門家ではないので、あまり具体的な棒とか板の曲げとかを詳しく講義したわけではない。3次元空間での応力とひずみの関係とかを調べて講義したのだが、役に立たない講義の最たるものであったかもしれない。
庭の書庫にその関係の本があるはずだと思って日曜の朝探したら、10冊近くの本が出てきた。その中にはテキストとして使った本もあったが、たいていは出版社からの献本であるらしい。それと卒業していった学生が残したテキストとかもある。
ラメの定数の導出を書いた本があるかと思ったが、そういう本は1冊もなかった。いや本当は1冊あったのだが、まだ詳しく読んでいない。何でも結構面倒な話である。機械工学科で、材力、機械力学、熱力学というのが難しいとそういうざれ歌まであると承知しているが、式だけを見るとけっこう面倒である。