最近見つけた新型の電動バイク | 電動バイク・EVスクーターユーザーブログ

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マイノリティな電動バイク・EVスクーターユーザーの日常体験記。
メインの愛車はキムコ「サンボーイ」から、アディバ「EM100」に乗り継ぎました。
情報少ない電動バイクについて調べたり体験したりしたことを記録していきます。

こんにちは。洗車すると雨に降られるストロベリンです。

 

久しぶりに電動バイクを検索をしてみると、昨年末より参入した新たな国内べンチャーによる本格電動バイクを見つけたので書いてみたいと思います。販売が開始されているのかいないのか、価格などについては書かれていないので不明です。単に販売代理店を募集しているだけかもしれません。

 

2機種あり、最初にご紹介するのは原付一種に相当する定格出力600Wの「Ridge」最速50~55km/hを叩き出し、航続距離は80~90kmだそうです。(毎時何キロでの測定かについては表示はありません) 60v/25Ahのリチウムイオンバッテリー搭載ですから、公表数値だけでなく、そこそこパワーはありそうに思います。

 

フジコム「RIDGE」

 

続いては定格出力1000Wのフジコム「PRAISE」。こちらは原付二種の機種です。最速75km/hというハイパワー機。全長1930mmと、原付二種らしいなかなか大柄な図体をしています。バッテリーは72v/45Ah航続距離が170km~200kmと凄いのですが、鉛とリチウムと両方あるようで、いずれにせよここまで大容量だとリチウムでも着脱はできないタイプかもしれません。

 

フジコム「PRAISE」

 

いずれにしても、私には大きすぎてこちらは購入できません。とはいえスペック通りなら「原付二種ならこのくらい走れないと」というパワー、航続距離持ち合わせている機種だと思います。ただ、最低このくらいは欲しいと思う最低ラインのスペックであり、台湾の「GOGORO」とは比較になりません。かの機種の価格を大幅に切ってこないならあまり魅力を感じられないかも。

 

それと、かの電動バイクの長老・アクセス社からも例の「スクートマン」タイプの「cute-ml」という電動バイクが受注を開始したようです。また、FINE TRADING JAPANという和歌山を拠点とする会社さんから「glafit」という自転車型の電動バイクも新たに発売されていました。個人的にはこのクラス(最高速30km/hの軽量折り畳みバイク)にはあまり食指が伸びませんが、これだけ各社から出るというのは一般の需要があるのでしょうね。(すぐ乗らなくなってヤフオクに溢れるんだろうなあ。。。)

 

アクセス「Cute・mL」

 

ちんたら走って見える都内でも、時速30kmで走るのは結構至難の業です。シグナルスタートでサクッとスタートできないのはストレスになりますし、ダンプやトレーラーにすぐ脇を抜かれると恐怖を感じることもあります。キムコ「サンボーイ」の最速40km/hで私は限界。低速EVは地方や郊外のチョイノリ用の乗り物だと思っています。

 

また、自転車型の電動バイクはハイブリッドと謳いつつ、法的には原付バイクの扱いなので、公道を走るなら車道オンリーになりますしヘルメット着用義務もあります。モーターを使わず走っても自転車としての扱いはされないので、歩道を走っても、一方通行を逆走してもおまわりさんから容赦なく赤や青の切符を切られます。安全運転義務違反の嵐。だったら普通に走るバイクに乗った方が得な気がしてしまいます。

 

これは低速の電動バイクさんたちが悪いのではなく、日本の現行法がそうした低速EVに極めて厳しい状況を作っているからです。セグウェイ含めて世界でも有用な電動バイクも数多く出現し、活躍しているというのに、いつまでたっても国内の法律改正の兆しが見えてきません。

 

国土交通省では公道テストをしていたはずですが、結果どうなったのでしょうね。。。