スピリチュアル ブログランキングへ
有難うございます。
頂いて来た方が良いと思いますし、内容を、お読みになられた方が良いと思います。
寺社とのご縁が、より深まります。
ささっ、本文を読んでくださいませ。
随分と前のことですが、私は、ある方と、ご縁を頂きました。
その方は、「私が関わっている人との縁を切って欲しいんです」と、仰いました。
私は、「それは、鑑定師としての禁じ手ですので致しません」と、申し上げました。
私が、ご縁を頂く方の中には、とても、複雑なご事情を抱えている方も、いらっしゃいます。
ご家族、ご親戚、知人、友人、パートナーとの間に起こった不具合を、お話くださる方もいらっしゃいます。
ですが、私は、お話を伺った上で、その方の身が整って行く話はさせて頂いても、不具合となっている、お相手とのご縁を、私自身が切るというようなことは、致しません。
それは、やってはならないことだからです。
例えば、Aさんと、Bさんという方が、物事を競っていたとして。
私が、Aさんから、「Bさんに、どうしても勝ちたいんです。どんな手段を使ってでも」と言われれば、Bさんを貶めるようなことではなく、Aさんの身が整うような話を、させて頂きます。
それは、仮に、Bさんを貶めて、Aさんが勝ったとしても、そのようなことは、一時的なことであり、その後のAさんの人生の豊かさには繫がらないからです。
ひと時をしのいでも、ご自分が整っていなければ、何度も、同じことを繰り返します。
その度に、どなたかを貶めて勝つような考えを持つのであれば、必ず、身を落とします。
それは、お相手の方にも、支えている背景の方々が、いらっしゃるからです。
ご自分の身を整えもせず、ただ、お相手のことが好ましくないという理由だけで、物事を進めたいと考えるのであれば、それは、頭の上で、小さな地球儀が、ビュンビュン音を立てて、空回りし続けるだけです。
本当に、事を変えたいと思うなら、事を、ご自身にとって好ましい方向へと進めようと望むなら、相手では無く、ご自身を変えることです。
そのようになさることにより、真に必要の無いご縁なら、心痛むところなく切れます。
そして、その後も、不必要なご縁を頂かずに済みます。
同じ学びは必要ありませんし、同じことを繰り返す必要もありません。
そのようなことを、お話させて頂きましたが、お相手の方は、「だったら、寺社に、縁切りというものがあるじゃないですか」と、仰いました。
私は、「確かにありますが、それは、そうでは無いと思います。分かりやすく、そのような言葉を使っているのであって、根底にあるのは、縁を切るということでは無く、その方を整えるということだと思います。整えて、不必要なご縁が切れ、今後、そのようなことを繰り返さないようにとの、御祈願だと思います。形として、そのようになさっているのだと思います」と、申し上げました。
その方は、事を、ご理解くださり、ご自分の手で、身を整え、不必要であると考えたご縁と、決別の運びとなりました。
お相手を、貶めることなく、ご自分を整え、さらりと、身をかわされたことは、本当に、ご立派だと思います。
ご自分を、ご自分を支えてくださる方々の誇りを、ご自分の手で、守り抜いたのですから。
鑑定師が、禁じ手を使うということは、あってはならないことだと思います。
私は、禁じ手を使った方を、存じています。
ご自身の命も、財も、閉じられました。
人を視させて頂くことは、自分の命を懸けることです。
決して、事を見誤ってはならないと思います。
沢山の方々に読んで頂きたく、参加させて頂いております。
ぽちっと、応援頂ければ幸いです。
スピリチュアル ブログランキングへ
いつも応援頂き有難うございます。
心より感謝申し上げます。
発売日：2016/02/20
出版社：ＫＡＤＯＫＡＷＡ
