ちょっと元気が出る言葉を聞いた。自分に打ち勝った時点で負けてるんですよ。

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元気が出る面白い言葉を聞いた

「アスリートの人なんかが、”自分に打ち勝て!”っていうけど、自分に打ち勝った時点で負けてる自分が居るんだよ」
そりゃそうだなぁと思いました。

自分に負けることが出来れば、それで勝っている自分もいるんですよ。

ぼくも鬱になった時、「自分が悪い、頑張らないといけない」と思ってギリギリまで無理した結果、どんどんうつ病が悪化して、身動きが取れなくなって、ひきこもって毎日モヤモヤ生活をしていて現在に至ります。

ぼくは物事を勝ち負けで判断するのが好きではないのですが、「自分に打ち勝った時点で負けている自分もいる」っていう言葉だけは、なんだか受け入れる事ができました。

今鬱で苦しんでいて、「頑張らないと・・・駄目な自分に打ち勝たないと・・・」って苦しんでいるなら、そんな自分に打ち勝って、頑張らないのはどうですか?

根性論が嫌いです

日本だと特に年配の人は”自分に打ち勝て!”的な精神論・根性論でうつ病や他の精神疾患を、「負けてるお前が悪いんだ!」と、根性で切り抜けさせようとする場合がある。

まさにうちの父親がそうでした。

大学時代ぼくが一番つらかった時に父がしてくれたことは、「お前はそんなことも出来ないのか!」「お前が悪い!」とぼくを責めることと、無理やり学校に行かせることでした。

今更ですが、辛かった時に父がぼくの状況を理解してくれる人で、無理をせずにいさせてくれていたら、「ちゃんと働けていたかも」とか「こんなに悪くなっていなかったかも」とか色々思う所があります。

自分に打ち勝つ事で無理をして、それでうつ病になっちゃったり、動けなくなるなんて勿体ないしとても無駄ですよね。

なんとなくですが、そんな根性論が正しい考えとしてまかり通る事が、日本人にうつ病が多い原因じゃないでしょうか?

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自分に負けて 自分に勝つ

自分に対する勝ち負けは、逆転させて考えて、今の自分が楽に思えるように解釈出来たら楽ですよね。

「自分に勝った時点で、それに負けている自分が居る」そんな考え方があるんだなぁとしって、自分に負けているばかりだと思っていたのに、そのかげに自分に勝っている自分が居る事がわかりました。

なんだか、ちょっとだけですが、元気が出る考え方でした。

そんな感じ。