カンイン、またしても飲酒運転で事故 ファン「もうスーパージュニアを出て行って!」

今月(5月)24日未明(午前2時)、スーパージュニアのカンイン((31 本名キム・ヨンウン)が、自分の車、ベンツを運転中、ソウル江南区新沙洞のあるコンビニエンスストア前の街灯に衝突し、この街灯をなぎ倒す事故を起こした。カンインは事故後、現場を離れ、この日の午後になってから、警察署に出頭した。

警察がカンインの供述をもとにウィドマーク( Widmark)計算法(飲酒運転当時の血中アルコール濃度を逆算して計算する方法)で算出した結果、事故当時、カンインの血中アルコール濃度は0.157%と判明した。これは、免許取消し基準である0.1%を大きく上回り、泥酔状態を示す数値だった。

この事件を受けて、スジュのファンたちが、カンインに対し、スーパージュニアから脱退するよう声明を発表した。

●eデイリー 2016.05.28 午後0:07
スーパージュニアのファン、カンインの脱退を要求「ファンとメンバーを騙すな」

――引用始まり

DCインサイドのスーパージュニア・ファンギャラリーは25日、「カンインのスーパージュニア脱退要求声明書」というタイトルで声明を発表した。

スーパージュニアのファンは、この声明で「カンインの違法行為がスーパージュニアの活動に打撃を与えることは明らかで、カンインがスーパージュニアの名前で活動を続けることは不当だ」とした。

さらに「カンインは2009年に飲酒運転とひき逃げにより処罰を受けた。2015年には予備軍問題(予備軍訓練(除隊後の再訓練)に参加しなかった)で書類送検されており、今回、またしても飲酒運転で検挙された。これまで数々の事件にもかかわらず、信じて支持してきたファンとメンバーを騙してきたとしか見えない」と主張している。

――引用終わり

どうも、カンインには順法意識が足りないようだ。飲酒運転による事故も、今回が初めてではないし…。

しかし、一方で、韓国の芸能界ではこの程度のことは珍しくもない、という現実もある。その驚愕の実態を聯合ニュースが報じている。

●聯合ニュース 2016.05.26 午前 10:01
カンイン、超新星のユン・ソンモ、ノ・ホンチョル…芸能人「飲酒運転リレー」

――引用始まり

有名芸能人たちの飲酒運転が絶えない。

コメディアンのイ・チャンミョン(46)の飲酒運転騒動に続き、スーパージュニアのカンインが最近、飲酒運転による事故で摘発された。

カンインは、以前にも飲酒・ひき逃げ事故を起こしている。

スター級の芸能人の飲酒運転は摘発される度に世論の非難を呼ぶが、ほとんど改善されていない。物議をかもした当事者がしばらく活動を中断して自粛し、芸能界に復帰するというケースが繰り返されている。

アイドルやスターと言われる芸能人は、感受性が豊かな青少年に大きな影響を及ぼすという点で厳格な制裁と共に、特段の対策が必要だという指摘が出ている。

◇忘れた頃に繰り返される芸能人の飲酒運転
カンインは24日未明、江南区新沙洞で、ベンツを運転していて、街路灯と衝突、そのまま現場を去った。カンインは同日午後、警察に出頭し、取り調べを受け、すべての芸能活動を中断すると宣言した。飲酒運転の事実がばれたからだった。

カンインは、7年前の2009年10月15日未明にも飲酒運転で事故を起こしている。江南区論硯洞で、飲酒状態でリースした外車を運転し、乗客2人が乗ったタクシーに衝突し、逃げた後で逮捕された。

アイドルグループ超新星のユン・ソンモ(30)も今年3月、松坡区三田洞の道路で飲酒運転をして捕まった。Uターン禁止の場所でUターンし、警察の停止命令を無視して逃げ、警察の車両と接触事故を起こした揚句、検挙された。以降、自粛し、先月、入隊した。

「無限挑戦」で人気を集めていた放送人、ノ・ホンチョル(37)は2014年11月7日、江南区論硯洞付近で酒に酔った状態で車を運転し、すべての番組から降板した。

ヒップホップデュオ、リサンのキル(39 本名キル・ソンジュン)も同年4月23日、飲酒運転をして厳しく非難された。セウォル号の惨事への追悼ムードが高まっていた時期だった。

2PMのニックン(2012年)、歌手イ・スンチョル(2010年)、歌手キム・フングク(2013年)、クラジクワイ(Clazziquai Classic+Jazz+Grooveで構成される造語、Jamiroquaiへのリスペクトも込められている。さらに「Crazy Guy」とも掛けている)のアレックス(2012年)、ヒップホップ歌手ジュソク(2013年)らにも飲酒運転の前歴がある。

グループClick-Bのキム・サンヒョク(33)は2005年、松坡区蚕室洞で飲酒・ひき逃げ事件を起こして放送界から追放された。

当時、「酒は飲んだが、運転していた時は酒は完全に抜けていた。だから飲酒運転をしたのではない」としたキム・サンヒョクの弁解は今でも取り上げられることがある。

◇プライバシーの露出を避けるために飲酒状態で運転して事故
飲酒運転の結果、被る損害があまりにも大きいため、有名な芸能人たちの間で、飲酒運転を自制する雰囲気が形成される兆しはある。

物議をかもした芸能人たちは、放送中止、広告主への損害賠償、イメージ失墜などの報いを受ける。

広告主たちは、芸能人と広告やCF契約をする時は、厳格な条件をつける。社会的に物議をかもしたり、道徳的な非難を受けたりして、ブランドイメージを低下させたなら、損害賠償を行うとする条項を契約書に入れている。

それで、芸能人たちが夜遅く酒を飲む時は、マネージャーが同行したり、運転代行を利用する動きもある。

それでも飲酒運転が続出する最も大きな理由はプライバシーの露出を嫌う心理だ。代行運転手に運転を頼むと、自分の動きが大衆に知られるのでは、と心配なのだ。

芸能人たちは夜遅くまで仕事をしており、警察の取締りが緩む時間に、飲食店を出入りするという行動パターンも飲酒運転が繰り返される要因だ。

ある大手芸能事務所の本部長級人物は26日、「芸能人は、酒席にはマネージャーを同行させることが多いものの、私的な席まではマネージャーを同行させにくく、そういう時には自ら運転することもある」と話した。

芸能人たちが主に家の近くで酒を飲むことも飲酒運転への誘惑要因となっている。実際、取締りがあまり行われない路地や裏道路だからと安心して飲酒運転をして、しばしば摘発されている。(ノ・ホンチョルのケースがこれに当たる)
■ノ・ホンチョル 血中アルコール濃度0.105%でアウト!!

◇「それとなく復帰」を繰り返してはならない…「警戒心」を持たないと
絶えることのない芸能人の飲酒運転を防ぐためには、大衆と社会の厳しい制裁がなければならないと専門家たちは強調する。

飲酒運転をした芸能人たちは、摘発当時は世論の攻撃を受けて番組を降板し、自粛するが、ほとぼりが冷めると「それとなく」復帰する、ということが繰り返されている。

この「それとなく」復帰という放送界の慣行を改めることが芸能界の飲酒運転の病を治す方法だと専門家たちは口をそろえる。

大衆文化評論家ハ・ジェグン氏は「飲酒運転に寛大な文化が問題だ。少し自粛して、すぐ復帰するという考えから、類似の事例が続いている。芸能人の飲酒運転に対しては確実に不利益を与えてこそ警戒心を持つようになるだろう」と語った。

酒に寛大な韓国文化を変えなければならないという提言も出ている。

大衆文化評論家チョン・ドクヒョン氏は「飲酒運転に対する国民の受け止め方と処罰のレベルが先進国と比べて、韓国は非常に寛大だ。これからは、大衆は芸能人の飲酒運転を潜在的殺人とみなすべきだ」として、芸能人たちの態度の変化を訴えた。

――引用終わり

とにかく、韓国では、交通事故が多く、飲酒運転による事故も頻繁に起きている。

カンインの場合、衝突したのが街灯だったから良かったものの、もし人だったら、人生終わっていただろう。

今回は、スジュのファンも、カンインに対して厳しい態度で臨んでいるので、どうだろ…、スジュ脱退、いや、芸能界引退となるだろうか? この記事にもあるように、これでも、短期間の自粛、「それとなく復帰」となるのだろうか?

ぼくは、飲酒運転およびそれによる事故が頻発する韓国の現実が変わらない根本的な理由は、やはりこの人たちに特有の「安全不感症」だと思う。危険を、危険としてきちんと認識できないのだ。(歴史認識で、事実を事実としてきちんと認識できないこととも通じている)

危ないとは感じても「まぁ、大丈夫だろう」という根拠のない楽観に流されてしまう。この連続が、あちこちで、さまざまな事故につながっている。

あのセウォル号の惨事も、結局は、あの船の運航に関わったさまざまな立場の人たちの「安全不感症」のせいだった。

これは「反日」と共に、どうしても克服できない宿痾(しゅくあ 長くなおらない病気)、亡国病と言えるだろう。

それから、韓国が「非常に寛大」なのは、飲酒運転だけではなく、飲酒性犯罪…、いや、性犯罪そのものもある。

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