小池くん物語 その2 | 飛び込み営業日記

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飛び込み営業に目覚めて10数年。飛び込み営業のコツやトーク、飛び込み営業の日頃の出来事を書いちゃいます。

最近の休日の恒例。家から3駅までのウォーキング。久々の4万歩。そしてお昼からお風呂。なんか温泉気分で久々にリラックスできた営業マンkです。


小池くん2

 

 今日のテーマは『小池くん物語 その2』です。

 

プロジェクト1日目が終わった翌日の朝のこと


私  「お早う!昨日はお疲れ様」


小池 「お早うございます!今日もよろしくお願いします」


私  「今日は小池くんもサブ商品を販売してみて?」


小池 「私がですか?ハハイ・・・」


私  「お客様のニーズによってどちらを奨めるかは任せる」


小池 「わかりました」


私  「何故、うちではなく、H社の商品を積極的に販売したかわかる?」


小池 「H社の商品を売ることで、貸しをつくる?」


私  「それもある。もう一つはうちの営業力を知ってもらうこと。というより見せつけること」


小池 「なるほど」


私  「私たちにお客様をたくさん紹介していただければ、商品をしっかりと販売できると思っていただくこと」


小池 「まずは私達を信頼してもらうことですね」


私  「そう。だから小池くんもチャンスがあればH社の商品も販売してあげて」

 


あらたなプロジェクトが始まり3か月。徐々に軌道に乗り、期待通りお互いの売上は向上してきた。

 

H社からの紹介は月間100件に伸びてきた。私たちも同様にH社のメイン商品も順調に販売できてきた。

 

でも、ひとつ気がかりなことがある。


小池くんとH社のコミュニュケーションは問題ないのだが、小池くん自身の販売能力が気になっていた。

 

小池くんはH社から紹介された商品を自分でクローズしないで他のメンバーに振り分けているのだ。

 

商品の販売自体は目標通りできているのだが、どうも自身でのクローズは苦手のようだ。

 

このままでもいいのかもしれないが、小池くんの成長の為には販売力をつけてもらう必要がある。

 

この時点で小池くんをこのプロジェクトから外すのは?

 

色々と考えたが、小池くんの成長のためには・・・決断した。

 

飛び込み営業の部署へ異動を決めた。



うちの原点の部署で販売力をつけてもらうことにした。

 


私の考えでは数か月後に今のプロジェクトに戻す計画だが、小池くんにはそのことは伝えず、異動を伝えた。

 

 

後から小池くんから聞いたのだが、その時は私から見捨てられたと思っていたようだ。

 

小池くんは最初はうまくいかなかったが、徐々にコツをつかみ目標を達成できるレベルまで成長した

 

小池くんが飛び込み営業の部署に異動して8ヶ月が経過していた。

 


「そろそろか?」

私は次の計画に移そうと考えていた。





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