勘違いした者勝ち

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直観力。

人によって、さまざまな体験があると思いますが、
本当にそこは、人生において、大事なヒントが詰まっています。

大事なヒント、というのも、解答に近いものであり、
自分の心に従えば、自分の心地よい経験を選べる結果となる、
というような安易なことだけではありません。

結局は、人生のすべての経験に「正解」「不正解」が
あるわけではないのですが、


この世は勘違いしたもの勝ちだと思います。


最近とくに思う「しあわせ方法論」「成功方法論」
みたいな何かのルールみたいなものは、
わたしの持論と経験でいうと、大体そういうものを達成している人は
とっても純粋で疑う余地なく、頭が悪いといえばあれですが、
まっすぐで人の言うことをよく聞くタイプ、
自分の意見がないタイプ＝頑固者です。

わたしが、願い事を紙に書いて願ったからだ、
わたしが、自分の心に正直になったからだ、
わたしが、宇宙の教え通りに動いたからだ、
わたしが、悟りに近づく努力をしたからだ、
わたしが、自然に優しい生き方をしたからだ、
わたしが、愛を生きているからだ、

勘違いすればするほど「世に言うしあわせ」は手に入った気になります。

けれども、そうそう様々な奇跡を勘違いできるほど
論理的に物事を信じられる人は少ないです。


なので、本当の意味で、頭が悪いといわれる
理路整然とした考え方ができない人は、
ある種、しあわせになりやすい、とも言えるので
人間社会は、まったく面白いばかげた世界です。

気楽に生きましょう、と気楽になれるひとがほとんどいないように
馬鹿になりましょう、と言ってバカになれるものでもないですね。

皮肉な宇宙の原理です。

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