パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

ブランクーシ 本質を象る in アーティゾン美術館

2024年04月19日 | アート・文化
ロダン以降、20世紀を代表する彫刻家と言っても良いほどのお方。
素材を生かしたシンプルな造形が惹きつけれられます。
とは言え、借用できる彫刻は約20点と少なく、70点以上が写真とその他の作家と数少ないのです。
が、鑑賞に満足するのは、点数ではないよ、と。
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大吉原展 in 東京藝術大学大学美術館

2024年04月12日 | アート・文化
まず初めに「性的搾取」「女性差別」「売春」等について「否定する」と冒頭に書かれた解説文が2枚掲示しているところからこの展示会は始まります。
そう言う暗黒面を分離して特異な環境において発生した特殊な文化を紹介する、と言うものです。
これは史実なので、あるがままに受け入れるしかないですね。
地下1階は歴史。3階では吉原の五丁町を再現しての華やかりし頃の文化を紹介。
文化サロンでもあった、年中行事、浮世絵、工芸品等、多方面でボリューミーでした。








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アブソリュート・チェアーズ in 埼玉県立近代美術館

2024年04月05日 | アート・文化
椅子はデザイナーや建築家にとって挑戦せざるを得ない課題です。
その成果、椅子のデザインそのものを展示するのではなくて、芸術家が椅子をモチーフに何かを表現した、と言う展示です。
マルセル・デュシャンのレディメイド作品から始まり、絵画、写真、映像等様々な表現方法を持って椅子を何かの象徴として表現しています。
バラエティに富んで楽しかったです。
撮影不可が多いので、動画はこれで勘弁して下さい。

また、当館は椅子の美術館でも有名です。
1階では、椅子の収蔵品を展示しています。自由に座れます。
そのデザインは座りやすいのか?体験できます。
結構座りやすい椅子が多いです。
と言う事で、この動画は2部構成となっています。
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マティス 自由なフォルム in 国立新美術館

2024年03月29日 | アート・文化
色彩の魔術師とも称されるマティス。
マティス = 切り絵の印象を持っている私としては、うってつけの展示会でした。
大病を患った後、筆を保つ事が難しくなったマティスは、助手がガッシュで塗った色紙を切り抜いてピン留めして、レイアウトを決めて完成と言う、切り絵に終始します。
「手抜きなんじゃないか?」と思てしまうのですが、その色彩、形、レイアウトは今で言うインスタレーションの様です。
マリメッコのウラニッコ(ポピー)の様にポップで軽やかな所、親しみを持てます。

そして最後はマティス芸術の集大成、ヴァンス礼拝堂。
その下準備作品と礼拝堂の再現。じっくり堪能させていただきました。

去年、東京都美術館で行われたマティス展よりもテーマが絞られている分、満足度は高かったです。
撮影できる箇所もありますし。
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印象派 モネからアメリカへ in 東京都美術館

2024年03月22日 | アート・文化
メリケン国、マサチューセッツ州にあるウスター美術館(約4万点収蔵)の内、印象派コレクションを展示しています。
本家、おフランスは元より、ヨーロッパ各国及び自国の印象派作家の作品を紹介しています。

突然ですが、「2001年 宇宙の旅」の作者でもあるSF界の巨匠、アーサー・C・クラークがこう言いました。
「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」
私はこの展示会を見て、こう思いました。
「十分に発達した印象派風景画は、どこの国なのか見分けがつかない」
どこがメリケン国なのか?フランスと変わりないやんけ、と(笑)
これがシカゴですからね。ギュスターヴ・カイユボットの絵みたいです。


メリケン特有の、大味で大雑把な作風が確立する前の印象派にハマっていたヤンキー作家の歴史的証拠、と言えなくもない様な。

フランス以外の国で印象派がどの様に普及していったのか?も勉強になりました。
ただし、日本の洋画家の作品が15%ほど展示しているのが自分的には減点項目かなと。しかもウスター美術館蔵でもありません。
黒田清輝を始めとする洋画家は、なんちゃって印象派の外光派ですから。

自分的に印象深かったのは、ジョルジュ・ブラックです。
キュビスムを創造する前は、フォーヴィスム(野獣派)だったのか、と。


あとですね、ウスター美術館だからと言って、ウスターソースを販売しているのは、ジョークのつもりなのかと。



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