一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

新年早々深~い所に落ちていました。

2017年01月14日 | いくつかの現場のこと

新年明けまして・・・ って
もう一月の半ばですね。 

ずっとブログの更新をしていませんでした
忘れていたわけでも、やめてしまったわけでもなく・・・

もちろん、現場はとっくに稼働していて
日常業務もサクサクこなしています。

でも、時間ではなく気分的に余裕がない・・・ ずっとそんな感じでした

去年の暮れから検討中の設計プラン、それがうまくいかず、
気分的にはずっと悶々として深~い所に落ちていました。

年末年始の休み中も、ずっと闇の中、落ちる所まで落ちて・・・
新年早々から暗い話で恐縮です

でも、でも、です。
ようやく明るい兆しが見えてきました。

お待たせしていたお客様、大丈夫です。
すごく素敵な住まいになります
間違えないプランです。

また、その後にお待ちのお客様も安心して下さい。
ここからは一気にサクサクプランをかけそうな気が(?)します。


私がプランを考える時は、トレペにササッとペンを走らせる
なんてカッコいい感じではありません

悩んで悩んで落ち込んで
脳みそから血が出るまで知恵を絞る。
そんな恐ろしい感じ・・・

具体的には、
・耐震等級3をクリアできる間取りとすべく、壁・床の配置・量・連続性など許容応力度計算をしながら・・・
・冬の日射取得と夏の日射遮蔽。方位や窓の配置などを3Dモデルでシュミレーションしながら・・・
・隣家や道路との関係によるプライバシーの確保しながら・・・
・機能的で生活しやすい動線を考慮しながら・・・
・施主様のご要望の諸条件を考慮しながら・・・
・ご予算内におさまるように考慮しながら・・・
・開放的で気持ちよい空間になるように・・・
・ホッと落ち着ける「住まい」になるように・・・
などなど

他にもたくさんの諸条件を同時に検討しながらプランします。
(深~い所まで落ちる理由がわかるでしょ?)

デザイン的にカッコいいかどうかもチェックしますが
カッコいいかどうかは主観であり、見る人によって感じ方が異なります。
表面的なデザインは、それ以前に検討した諸条件により必然的に決定。これでヨシ

このように、毎回まじめにそのご家族、その土地に合わせて、たくさんの諸条件をゼロから検討すると
当然、毎回全く異なる個性的な住まいになります。

同じ家を量産する住宅会社とは、全く違う手法の住まいの設計です。


今年最初のブログは
「ボクはこんなに頑張ってるんだぞ~」のアピール記事でした。


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