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https://www.sankei.com/premium/news/180413/prm1804130008-n1.html

 

よほどこういう言い回しが好きなのだろうと、改めて得心した。森友、加計両学園問題をめぐり、立憲民主党の辻元清美国対委員長が、こんな発言を繰り返すのを聞いてである。

 

 「まるで官邸は『疑惑の館』になってしまったのではないか。官邸の地獄の釜が開いたくらいの感じでしょうか」

 

 辻元氏は10日午前、国会内で記者団にこう語り、午後の党代議士会でも次のように強調していた。

 

 「官邸は今や『疑惑の館』ではないか。官僚は忖度(そんたく)をしたのではなく、強要されたり服従されたりしているのではないか」

 

 「疑惑の○○」というと、いやでも過去のエピソードが思い浮かぶ。辻元氏が平成14年3月11日の衆院予算委員会での鈴木宗男衆院議員(当時)のアフリカ支援に絡む疑惑に関する証人喚問で、鈴木氏を「嘘つき」と決めつけて追及し、話題を呼んだ件である。

 

 「あなたは『疑惑の総合商社』だ」

 

 このシーンはテレビでも大きく取り上げられ、辻元氏はニュースショーの寵児(ちょうじ)としてもてはやされた。

 

 ところが同月、辻元氏が勤務実態のない政策秘書を採用、国から支給される秘書給与のうち5万円を政策秘書に支払い、残りを流用する事件が週刊誌報道で発覚する。辻元氏は当初、報道を否定していたが、やがて認めざるを得なくなり議員辞職に追い込まれた。

 

 同年3月26日付の朝日新聞朝刊で星浩編集委員(当時)は、自民党が辻元氏に対して「ピンハネの専門商社だ」と反撃していることを紹介したうえで、明快に指摘している。

 

 「疑惑について辻元氏は(3月)20日に『否定します』と断言した。だが、4日後に一転して認めた。明らかにウソをついたのである」「ウソ、違法行為、強弁…。辻元氏が自民党を糾弾してきたことがいま、自分に降りかかっている」

 

 いわゆる「ブーメラン現象」である。この頃、辻元氏は報道で「嘘の雑貨店」「恥の総合問屋」などと盛んにかき立てられていた。当時、因果応報だと感じたものだが、今回の「疑惑の館」発言で記憶が鮮明によみがえった。

 

このときは結局、辻元氏は1カ月後の4月25日には衆院予算委に参考人として招致され、「自らの存在が政治不信を深めてしまう立場になってしまった」と謝罪した。15年7月に詐欺容疑で逮捕され、16年2月に有罪判決を受けている。

 

 また、国土交通副大臣時代の21年11月18日の衆院外務委では「私が(鈴木氏に対して)指摘した点は裁判で出ておらず、確証がなかった点は認めざるを得ない。そのような言葉遣いをしたことを反省している」と述べている。

 

 辻元氏に確証もなく「嘘つき」呼ばわりされた鈴木氏は今月2日、首相官邸で安倍晋三首相と面会した後、森友問題について記者団にこう語った。

 

 「私自身、証人喚問を受けたり、メディアにバッシングを受けたりしてきた者として、経験からすればちょっと一方的な話の作りですねと(安倍首相に)言った」

 

 今回、辻元氏は安倍首相の国会答弁内容に関しても「虚偽、嘘の答弁だったのではないかという疑いも濃厚になった」と言い切っているが、今度は確証があるとでもいうのか。

 

 いたずらに過去の話を蒸し返したいわけではないが、ふだんは意識に上らずとも国民は事件を忘れてはいない。辻元氏は、本当に反省していたのだろうか。(論説委員兼政治部編集委員)

 

 

 

 

 

野党はお気楽でいいですね

 

何を言っても何をやっても叩かれないから・・・

 

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