メイドインジャパン24時間風呂がノエミと家族の絆を取り戻す


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2017年4月4日放送のメイドインジャパン!

ニッポンで暮らす外国人が故郷に日本製品をお土産。

ハンガリーのクラぺツ・ノエミさん、31歳。

父親のために持って帰るのは24時間風呂

しかし、思わず展開が待っていた!

父親のために24時間風呂

来日してから6年。

ノエミさんはまだ故郷ハンガリーに帰国していない。

今は、英会話教室を経営。

腰を痛めている父親に日本の風呂を楽しんでほしい。

日本と同様湯舟につかる文化があるハンガリー。

ハンガリーでは一人ずつ入る。

人が代わる度にお湯を入れ替える。

「ちょっともったいない」と話すノエミさん。

手間と水道代がかかる。

24時間いつでも入れる風呂なら喜んでもらえるのでは?

ハンガリーってこんな国

日本からドイツ経由で約16時間。

日本から行きづらい国、ハンガリー。

人口983万人、首都はブタペスト。

国民総所得は一人当たり約148万円。

日本のおよそ3分の1。

歴史的建造物が多いのが特色。

1904年完成の国会議事堂は”世界一美しい国会議事堂”と言われている。

ほんと、まるで城である。

そして、築100年以上の市民に人気のある建物。

入るとそこはだだっ広いプール?、いいえ温泉。

湯けむりが立ち込める温泉。

ハンガリーに源泉は1000以上、温泉施設は100以上ある。

水着で入るところが日本とは違う。

世界一高い消費税

ハンガリーにて番組スタッフは驚いた。

ハンガリーは消費税が高い!

消費税27%でなんと世界一!

2位はは25.5%で、アイスランド。

日本の8%の消費拡大なんて可愛いもんだった。

加えて、ポテトチップス税というのも。

塩分や糖分の高い食品に対する税金。

ポテトチップスは1キログラム当たり200フォリント。

これは厳密課税じゃなくて、小さいサイズでも1割も値段が上昇!

しかし医療費は無料。

「すごいルールですね」関心するスタッフ。

何故か顔色が曇るノエミさん。

ルールに厳しい父親

ノエミさんの帰国は母にだけ伝えている。

家が近くなると立ち止まるノエミさん。

首をかしげる。

心配したスタッフが訊ねると、「緊張してきた」と。

それは久しぶりに会うだけの緊張ではなかった。

ノエミさんの足取りが重くなった理由。

それは来日の前に父親と喧嘩したこと。

ルールにとても厳しい父親だった。

ルール主義の父親

ノエミさんがまだ子供だった時。

おやつの追加をねだって母親を困らせていた。

何度もおねだりを続けたノエミさん。

父親が「ノエミ、こっちに来なさい」

連れて行かれたのは風呂場。

頭から水をかけられたノエミさん。

父親が決めたルールや家族のルールは絶対だった。

ベリーショートにしていたのは、父親が決めたルール。

男の子に間違われたり、からかわれたりと嫌だった。

その他にもルールはたくさんあった。

一人での外出禁止。

外泊禁止。

門限厳守、1秒でも遅れてはいけない。

外出時は行く先を報告。

週に1回、部屋の掃除。

高校時代には別にルールがあった。

卒業までフランス語、英語、パソコンの能力試験を合格すること。

父親がノエミさんに厳しいのは、理由があった。

ルールが身を守る

ノエミさんの父親が子供の頃はツラかった。

父親が18歳の時に、祖父が他界。

当時、不景気だったハンガリー。

18歳で仕事をしなければならなかった。

家族のために軍人になった父親。

戦場でのツラい経験をした。

規則を守ったものが生き延びことを学んだ。

除隊後に税理士になった。

ノエミさんは卒業後、学校の先生になる。

それがルールだった。

しかし、日本の音楽や桜にふれ、日本に興味を持ったノエミさん。

日本に行きたくなった。

大学へ進学し、日本語学部に。

日本でルールの大切さを知った

「日本に行きたい」

ルールを破ることに怒る父親。

ある日、父親が見せた新聞。

2011年3月の東日本大震災の記事。

「パニックを起こさない日本人は素晴らしい。だが…」

日本に行くのは認めないと言い張った父親。

しかしノエミさんは日本に来た。

日本でルールの大切さを知った。

英会話教室を経営するにはルールが必要。

父親に謝りたいノエミさん。

家に帰れない⁈

実家へと歩くノエミさん。

父親は受け止めてくれるのか?

緊張。

アパートの入り口で立ち止まる。

建物の中に入り、実家のドアの前。

チャイムが押せない。

5分後。

ようやくチャイムを押した。

玄関から出てきてくれたのは母親。

家の奥の父親を呼んでくれた。

玄関まで来た父親。

厳しい顔で何も言ってくれない。

飛び出た言葉は、

「なんで連絡1回もせずに帰ってきた」

「連絡するくらい暗黙のルールだろう」

「6年間連絡もよこさないなんて考えられない」

ノエミさんは母親としか連絡を取っていなかった。

父親の怒りは娘を心配していた為。

しかし怒りが収まらない。

祖母へバーミキュラをプレゼント

家に帰れなかったノエミさん。

向かったのは祖母と祖父の家。

ここでは歓迎された。

祖母がハンガリー料理をグヤーシュスープを作ってくれると言う。

日本から持ってきたバーミキュラの無水調理鍋を渡す。

 

水を入れずに料理が作れる鍋。

そんな鍋が日本にある?

ビックリするが喜ぶ祖母。

水道から出る水は黄色かった。

古い建物が多いハンガリー。

水道官が錆びて水が黄色く変色。

水なしで調理できればありがたい。

鍋に野菜たっぷりを入れて弱火で加熱。

鍋から湯気が出たら、完成の合図。

魔法の鍋の中にたっぷりのスープ。

「60年で一番美味しいわ」と喜ぶ祖母。

ノエミさんが選んだ鍋は、オープンポットラウンド型。

鍋が浅いので、テーブルの上に置いて取り出しやすい。

孫と一緒の食事で祖父の食も進んでいた。

父親と和解できるのか?

翌日、カフェので母親と待ち合わせたノエミさん。

スタッフはしばし外で待つことに。

父親に歓迎されず日本へ帰ると話すノエミさん。

母親は父親の本当の気持ちを話す。

ノエミさんが日本に興味を持った頃。

実は日本語をこっそり勉強していた父親。

日本での生活を心配していた父親。

もう一度会いに行こうと誘う母親。

再チャレンジ。

父親はなんと言うのか?

玄関に出てきた父親。

許したい気持ちと許せない気持ちのせめぎ合いなのか。

また家の奥に戻ってしまった。

家に入らずドアを閉めるノエミさん。

携帯で父親と話す。

「日本に帰る。

明日プレゼントが届くので使ってください。

嫌なら捨ててください。

最後に一つだけ約束して、

ママと二人、長生きしてください」

「すみません」とスタッフに詫びた時、

父親が出てきてくれた。

ノエミさんをハグする父親。

やっと気持ちが繋がった。

父親の想いを知る

母親の提案で親子3人で温泉へ。

セーチェニ温泉。

大きな露天風呂で父親の背中を流すノエミさん。

背中を向けながら父親がずっと言いたかったことを話した。

ハンガリーで女の子が生きるのは大変だった。

心配だった父親はルールの大切さを教えたかった。

ルールがノエミを守ってくれる、そう信じた。

しかし、厳しすぎた。

「嫌な思いをさせて、すまない」

父の言葉にノエミさんからは、

「今までごめんなさい、お父さん」

24時間風呂に大はしゃぎ

翌日届いた24時間風呂”フロ・グラン”。

「日本の風呂はこんなに小さいのか?」

驚く父親。

地元の業者と一緒に取りつけるノエミさん。

友達や親戚も集まってきた。

説明書を通訳しながらなんとかできた!

浴室に富士山の絵。

水で貼れるポスター、まるで銭湯ですね。

父親は大はしゃぎで一番風呂。

日本酒セットで気分上々。

歌い出した。

あの厳しい父親と同一人物とは思えない。

父親があることに気が付いた。

お湯が冷めない。

これが24時間風呂のすごさ。

設置業者、近所のお姉さんと続いて入った。

ジェットバスも体験し、気持ち良さにご満悦。

4番目は母親。

3人も先に入ったのでお湯を換えたい母親。

しかし、お湯はキレイ。

ゴミも浮いていない。

浄化、除菌してくれるんですね。

素晴らしい!

そして、とっておきのお風呂グッズ。

入浴剤。

「お花畑にいるみたい」とニンマリの母親でした。

喜んでくれて本当良かった。

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