狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

国民の生命と財産を守ることは、国の専権事項

2015-02-28 07:42:04 | 未分類

 

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今朝の沖縄タイムスの見出しを見て考えた。

国防事案である辺野古移設に関し、反対派の翁長知事と政府との主張は永久に交わることのない平行線になった・・・と。

第一面トップ

掘削へ資材組み立て

辺野古 作業船で防衛局

菅官房長官が不快感

岩礁破砕 問題視へ「この期に及んで」

県側反論「事前調整ない」

 

■二面トップ

防衛相、県調査を批判

辺野古「許可なく制限区域内」

知事「報告ない」

官房長官が指示否定

テント撤去 正当性は強調

普天間の解決策

「伺ってみたい」 知事をただす意向

 

■社会面中段

24時間警戒「異常な行政」

テント撤去 注意書掲示

「撤去しないで」市民団体が要請 総事局に

テントの撤去 辺野古区民陳情

市議会・名護署などへ

 


菅官房長官「今後も引き続き、海上ボーリング調査などの各作業について、環境に万全を期しながら粛々と進めたい」と述べた。

翁長知事は「あらゆる手段を使って辺野古移設を阻止すると」言っている。

このように国防事案で国と県が真っ向から意見が対立知る場合、翁長知事の要求を実現するためには訴訟を起こし、裁判に勝利する以外に選択肢はない。

翁長知事に提言する。

どうぞ訴訟をして自分の正当性を立証してほしい。

               ☆

違法な脱原発テントに撤去命令と1100万円支払いという当然の判決が出た。

「脱原発」を「新基地建設反対」に置き換えたら、辺野古の反日サヨクの言動と全く同じで、違法なテント設営でも「表現の自由」だとほざく能天気な連中には呆れてしまう。

 

脱原発テント立ち退き命令 土地使用料支払いも 東京地裁(産経新聞 2月26日)

東京・霞が関の経済産業省の敷地内にテントを設置して脱原発を訴えている市民団体のメンバー2人に、国が立ち退きなどを求めた訴訟の判決で東京地裁は26日、立ち退きと、過去の土地使用料として約1100万円の支払いを命じた。

 実際に立ち退くまで1日当たり約2万1千円の制裁金支払い(間接強制)も命じた。判決に仮執行宣言が付いたため、確定前に強制執行が可能になる。被告側は執行停止を申し立てることができる。

 被告側は訴訟で「公道に面する空き地にテントを立てて原発への抗議を表明することは表現の自由で認められるべきだ」と占有の正当性を主張。「テントを敵視し、高額の賠償請求で黙らせる違法な訴訟だ」と国側の対応を批判していた。

 村上正敏裁判長は、テントで歩行者の通行が妨げられるほか、防災上の危険もあるなどとして「国が明け渡しを求めることは権利の乱用ではない。表現の自由の側面はあっても、占有が認められるわけではない」と退けた。

 テントは東京電力福島第1原発事故から半年後の平成23年9月、経産省北側の歩道に面した敷地に1張り目が設置され、現在は3張りがある。テント内には机やいすが持ち込まれ、垂れ幕やのぼりを掲げており、脱原発を訴える運動のシンボル的存在になっている。


                     ☆

裁判になったら負けることを知りながら目取真俊先生はこんなことを言っておられる。

 

キャンプ・シュワブ・ゲート前テントの強制撤去を許さないため集まろう! 2015-02-27 11:51:09

 キャンプ・シュワブ・ゲート前での抗議行動の拠点となっているテントを撤去させようと、日米両政府が居丈高に乗り出している。沖縄総合事務局・北部国道事務所と県警が連携し、強制撤去に乗り出すことを警戒して、26日は終日ゲート前に多くの人が集まった。深夜になっても50名以上の人が泊まり込みで警戒にあたったため、翌27日の朝まで強制撤去の動きはなかった。
 
                ☆

 

当日記では「国防事案は国の専権事項である」と何度も繰り返してきた。

去る2月22日、国防事案であり本来政府が主体となって進めるべき与那国島への陸上自衛隊配備の是非を問う住民投票が実施された。

民主主義社会では政府の意見と地方自治体の意見が異なる場合が多々有るが、幸か不幸か上記住民投票は政府の主張通り、国境の島与那国への陸自配備が与那国町の民意となった

今回の住民投票では、中学生以上の未成年と島で暮らす永住外国人にも投票権が与えられた。

常識で考えるなら永住外国人を住民投票の有権者として認めるの事には大きな問題がある。

自国を防衛する安全保障の面からするとこれは由々しき問題である。当日の有権者数は1276人だったが、万が一その中に、我が国の安全保障を脅かすことを目的に沖縄へ転 入してきた外国人勢力が含まれていたらどうなるのか。

彼ら永住外国人が有権者としての権利を主張し、自衛隊配備に反対票を投じる構図も否定できない。

国家には「国防」「治安」「外交」「教育」という4つの専権事項がある。

上記以外の分野で地方分権が進むこと自体には賛成しても、安全保障や防衛は国家が担う役割であり、地方自治体が「国防」に関与することと地方分権とはまったく別の問題である。 

国防或いは安全保障に関わる事案は、地方自治体の民意を無視してでも国民の生命と財産を守るのが国の責務。

国防事案に責務を有する国家が地方自治体の民意に優先されるべきである。

分かりやすく例を挙げよう。

国の専権事項を地方分権化し、沖縄の防衛は地方自治体である沖縄が担当することになったら、どうなるか。

全国統一であるべき国防政策が地方によってバラバラになり、わが国はその時点で国家の体を喪失したことになる。

地域の民意と政府の民意が一致した与那国の場合は、国が粛々と陸自配備の工事を続行中で特に問題はない。

だが国防事案で国と県が対立する場合、つまり日米安保に基づく日米合意で現在進行中の「普天間移設」の場合はどうなるのか。

「辺野古移設反対」を唱える翁長知事や稲嶺名護市長の主張を「民意」と捉え、辺野古移設を中止してよいものだろうか。

昨年11月の沖縄県知事選の前、菅官房長官は「どなたが知事になっても辺野古移設は粛々と進行する」と公言し、事実その通り工事は進現在行中である。

県知事や名護市長の意見を押さえて、政府が国の専権事項である国防事案(辺野古移設)を実行していることになる。

県知事やその支援団体が国の行為を違法と主張するなら、残された対抗手段は暴力による制圧(クーデター)か法廷闘争以外になす術はない。

国防問題に関し近隣諸国に目を向けると、過去24年間で軍事費を約30倍規模にまで拡大するなど急速に軍事力を増強する中国がが存在し、「尖閣諸島は自国領土」として連日領海侵犯を犯している。

一方、北朝鮮ではミサイル発射実験が行われている。 

与那国の住民投票や辺野古でのプロ市民団体の「米軍基地撤去」を叫ぶ反政府活動を見ると、彼らの反日サヨクの主張を一番喜ぶのは中国や北朝鮮だということに気が付くだろう。

少なくとも「国防は国の専権事項」つまり国が離島や領土・領海を守るべきだということは、辺野古移設や与那国の住民投票で、国側が「どちらが勝っても粛々と工事は進行する」と公言したことでも証明されたことになる。

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コメント (25)    この記事についてブログを書く
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25 コメント

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老がい (Unknown)
2015-02-28 08:33:58
簡潔な説明有難うございます。?

将来の起こる問題も発信して頂ければ有りがたいです。

例えば、
普天間基地の土壌汚染等、個人的な意見ですが
わたしには、国が責任を持ってこの問題に取り組む事はないと推測しています。
今から問題提起していかないと大変な事になるのではないかと
心配しています。
ろうまじんさんのご意見をお聞かせ頂ければ幸いです。
Unknown (東子)
2015-02-28 08:53:05
「辺野古抗議テント 設置めぐり混乱続く 2015年2月27日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-239535-storytopic-271.html

>沖縄平和運動センターの山城博治議長は国道事務所と朝から断続的に交渉を続けたが、決裂した。
>市民が緑地帯に自衛の柵を造る事態ともなった。

防衛局、ゲート横テント撤去を通告
反対派、ゲート横テントを道を挟んだ向えに移動
移動した先にもテントを作るなと言われた
撤去せず
防衛局がテントを囲む塀を作った
反対派、防衛局の塀を壊して自分たちのテントへ
反対派と防衛局で、テントを作らない代わりに塀も作らないこと妥協
夜中に反対派は約束を破って、テントを作った
それを見つけた防衛局が再度塀を作ると言う
反対派は、防衛局が塀を作るなら自分たちで塀を作ると言い、塀を作った
現在、反対派のテントは反対派が作った塀で囲まれている
防衛局、テントと塀の撤去を求める
テントの規模を小さくするからテントを作らせろ ←今ココ
Unknown (東子)
2015-02-28 08:53:36
>村上正敏裁判長は「原発について意見を表明する手段は他にもあり、国が明け渡しを求めることは権利の乱用ではない」と指摘。
>通行が妨げられ、防災上の危険もあるとして「長い間、土地の利用が害されている。テントに表現の自由の行使という側面があっても、占有する権利は認められない」と退けた。

あらま!
シュワブのテントや辺野古浜の違法テントに、丸々当てはまるやん。
Unknown (東子)
2015-02-28 08:54:04
「辺野古抗議テント 設置めぐり混乱続く 2015年2月27日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-239535-storytopic-271.html

>東京都から訪れた大学生の植田千晶さん(19)は国道事務所の対応が「あまりに不誠実だ」と憤る。

大学生の植田千晶さん(19)を検索したら、↓で紹介されている。

まおの勝手におしゃべり「石原夫妻 2015年02月25日」
http://blog.livedoor.jp/ishikawamao/archives/66172963.html

>年に私が「横浜市民ギャラリー あざみ野」で個展をやった時に観に来てくれた高校3年生だった(写真の)植田千晶さん。
>その彼女から「大学1年生になりました。辺野古に行きます。真生さんと会いたいです」とメールが来た。
>大学で写真を学んでいるという。


本土から沖縄を心配して来てくれることを喜んでいる。

>ヤンバルにはヤマトからの移住者が多い。
>特に東北の震災後に増えているという。
>高江でも辺野古でも反対運動にヤマトからの移住者ががんばっている。

反対運動に地元民が少ないと噂されていますが、移住者が多いは、事実なのね。
「高江でも辺野古でも反対運動にヤマトからの移住者ががんばっている」と。
Unknown (東子)
2015-02-28 08:54:32
「辺野古サンゴ破壊、説明を 防衛局の環境委が要求 2015年2月28日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-239581-storytopic-3.html

>沖縄防衛局が米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に向けて設置した環境監視等委員会(委員長・中村由行横浜国立大大学院教授)の委員らが、防衛局が海底に設置したコンクリートブロックがサンゴ礁を傷つけている問題で、防衛局側に説明を求めていることが27日、分かった。
>委員の一人は「非常に大きな話であり、委員会としても確認をしたい。政治的な問題もはらんでいるが、環境面でも検証すべきだ」と話している。

環境監視等委員会は、
  ・「(計画の)審査側と評価側が同じなのは問題」「工事の影響判断は第三者的な専門家が行うスタイルが必要だ」などと、客観性や科学性が疑問視されていた
  ・実際は「建設ありき」で、「環境保全」は視野の外
と批判していましたよね、新報さん。

で、その機能不完全な環境監視等委員会が、問題視したら、その内容は認めるの?
議事録も無い委員会の調査なんて当てにならないでしょ。



【参考】
「防衛局監視委 辺野古新基地環境対策ずさん 会合議事録作成せず 2015年1月23日」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2015-01-23/2015012301_02_1.html

>沖縄県名護市辺野古の新基地建設に伴い、沖縄防衛局が「環境保全」対策のためとして外部の専門家を集めて設置した「環境監視等委員会」が、半年前の会合の議事録をいまだ作成せず、検討結果を沖縄県にも報告していないなど、ずさんな運営を行っていることが明らかになりました。
>実際は「建設ありき」で、「環境保全」は視野の外


「辺野古移設 国の監視委内部で疑義 環境対策に異論 2015年1月29日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-238041-storytopic-3.html

>名護市辺野古への米軍普天間代替基地建設に向け、事業に伴う環境保全策を検討するため沖縄防衛局が設置した環境監視等検討委員会(委員長・中村由行横浜国立大大学院教授)をめぐり、委員自らが監視委の客観性確保や環境影響判断の難しさに疑問を呈し、第三者機関設置を求めていためていたことが、28日までに関係者への取材で分かった。
>監視委の途中経過の協議の中で第三者委設置が求められていたもので、監視委の役割について内部からも疑義が出された格好だ。
>第三者機関設置を求めた委員からは「(計画の)審査側と評価側が同じなのは問題」「工事の影響判断は第三者的な専門家が行うスタイルが必要だ」などと、客観性や科学性が疑問視されていた。
Unknown (東子)
2015-02-28 08:54:53
「<社説>サンゴ破壊確認 「一方的」なのは誰か 2015年2月28日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-239579-storytopic-11.html

>政府は辺野古埋め立て承認についての検証結果が出るまで海上作業を中断するよう求めた県の要求

命令以前の「要求」でも、飲むようにと国に言うなら、国からの辺野古テントの撤去を「要求」として飲めというなら、筋が通る。
でも、「要求」を飲めと迫るのは、国へだけ。
これを「一方的」というのよ。
双方向じゃない。

ダブスタは、主張を弱めるだけでなく、身勝手が強調されるばかり。
Unknown (東子)
2015-02-28 09:09:54
「海保、説明に矛盾 馬乗り写真「女性かわした」 2015年1月23日」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-237757-storytopic-3.html

>海上保安官が影山あさ子さんに馬乗りする連続写真(上から下へ)。
>保安官は背後から左手でカメラをつかみ、守ろうとしゃがみ込む影山さんの左肩から左足を乗せて馬乗りしている=20日午後2時35分、名護市の大浦湾(金良孝矢撮影)
http://ryukyushimpo.jp/uploads/img54c1be76765e6.jpg
http://ryukyushimpo.jp/uploads/img54c1be7c97414.jpg
http://ryukyushimpo.jp/uploads/img54c1be8276ae4.jpg
http://ryukyushimpo.jp/uploads/img54c1be88c9974.jpg

影山監督が海保の指を噛んだから、防衛のため足で押さえたという話が聞こえたきたが、新報が載せている連続写真の2枚目、馬乗りになる前に影山監督が海保の指を噛んでいるように見える。
Unknown (東子)
2015-02-28 09:18:37
沖縄平和運動センター事務局長の山城博治氏は、「大衆運動を一律に手続法で取り締まるのは、不当」だみたいなことを言っている。
手続法とは、普通に私達が法と思っているもののこと。
駐車違反をしたら駐車違反ぼ罰金を取られるとか、殺人をしたら裁かれるとか、そういうことの基になる法のこと。

山城博治氏は、「反対派のやることを法で取り締まるな=反対派のやりたい放題させよ=基地反対無罪」と言っているのだ。
反対運動ならどんな方法でも許されるべきと言うのは、狼魔人さまが繰り返し仰っているように「テロ」と変わらない。

山城博治氏は「テロの勧め」を言っているのであり、それをタイムス、新報は推しているのである。
テロを擁護しているのである。
Unknown (狂歌)
2015-02-28 10:42:21

テロリスト 山城博治 またホザく

   海に行かせぬ 作業させぬと

本日の沖縄タイムス投稿欄 (Unknown)
2015-02-28 10:58:59

オピニオン面に一般投稿6本(児童生徒限定の「ぼくも私も」を除く)。

豊見城市の渡真利さんは、昨年39回掲載、今年8回目の掲載。
豊見城市の米蔵さんも、昨年39回掲載、今年7回目の掲載。
那覇市の瀬良垣さんは、昨年3回掲載、今年3回目の掲載。
那覇市の勝連さんは、昨年5回掲載、今年初登場。
那覇市の屋良さんは、昨年3月21日以来、久々の登場。
西原町の砂川さんは、昨年3回掲載、今年初掲載。


「投稿マニア」を否定はしないが、新聞はブログじゃないんだから、常連の投稿を並べて一丁上がりでは、担当者は仕事をしたことにならない。

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