あけましておめでとうございます。
今年もよい年でありますように。
東京へ鬼子母神巡りに出かけました。
この日は快晴。新幹線の車窓から富士山がばっちり見えました。
はじめに向かったのは、雑司ヶ谷の鬼子母神。
山手線大塚駅前から都電に乗って鬼子母神前で降ります。
鬼子母神参道。古いケヤキ並木です。
到着。
この鬼子母神堂は、江戸時代以前に近くの畑から出土した鬼子母神像を里人が祀ったのが始まりといわれています。
境内に庫裏や書院はなく、稲荷堂、大黒堂、妙見堂などもあり神社のような雰囲気です。
境内には日本最古の駄菓子屋といわれる上川口屋があります。
看板には1781年創業とあります。天明元年です。天明の大火とか田沼意次とか、寛政の改革とかよりも前です。
境内で飴を売ったのが始まりといいます。
本殿の前はすごい行列。20分ぐらい並びました。
本殿は、江戸時代初めに広島藩主浅野家の寄進を受けて造立されたもので、重要文化財になっています。
江戸時代の寺社建築らしく、彫り物が見事です。
広島藩主になった浅野家は、一宮の出身。屋敷跡は浅野公園になっています。
つづきます。
最近になって神社の記事をよく見るようになりました。若いころは気づかなかった木造建築、細工の素晴らしさなどが当たり前のように身の回りにあったことに今更ながら驚きです。