これまでわたしが知り合った北欧の方々は、もうほとんどが定年になったり家族のことや子供たちの教育の関係などそれぞれの理由で本国に帰っています今でもクリスマスカードなどでやりとりのある方はもうほんの少しだけ。その中で、当時親しくさせてもらっていたTさんのことを思い出して書きたいと思います。



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           ノルウェイのフィヨルド



わたしが知り合ったのは主にフィンランドとノルウェイの方々でしたが、それぞれに違いがありました。もちろん個人の性格などの影響も多少あるかもしれませんが、北欧といっても国民性の違いがあるのだな~と感じます。

ノルウェイ人は一般的にシャイだと言われます。自己主張が強すぎないのは、どことなく日本人に似ているところかもしれません。一方フィンランド人は、男女ともにもっと前へ出てくる感じというか、自分の考えや意見をはっきりいう強さがあるように思います。(あくまでわたしが知り合った方々から受けた印象ですし、どちらがいいとかわるいとかではありません。)

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ノルウェイ人女性のTさんも、おっとりした感じを受ける人でした。でもよく働き努力家で、仕事で知り合う日本人顧客から良い評価を得ていました。人柄もいつも安定した感じで、こちらが安心していろいろ話せる人でした。

わたしは何度かお宅に遊びにいかせてもらって、食事やお茶をごちそうになりました。(^_^)
グラハムブレッドも彼女に教えてもらい、作ってみたいというわたしに当時手に入りにくかったグラハム粉をわけてくれたのもTさんでした。

その頃彼女は独身で、北欧の人らしいシンプルな食事をしていました。彼女が作って食べていたものの中で、わたしが今でも自分で作って食べるのが「マッシュポテトとソーセージ」。
(写真はイメージです。)




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これ、別に北欧料理じゃないかもしれません。でも、それまでこういうものを作ったことも食べたこともなかったわたしには新鮮で、且つ簡単でおいしかったので時々思い出したように作っています。

[作り方] ジャガイモ適量(自分が食べたい量)を蒸す・ゆでるなどして柔らかくなるまで加熱します。わたしは最近は、ジャガイモ2~3個を皮をむいて適当にカットしてからレンジで加熱しています。

加熱したジャガイモをつぶして、熱いうちにバター適量(風味づけなので少しでいいです)を混ぜて、バターが溶けてよくなじんだら牛乳(豆乳でも可)を少しずつ混ぜてつぶしたポテトを好みのゆるさにします。初めて作る方はここで多く加えすぎてどろどろにならないよう気をつけてください。最後に塩・こしょうを少々加えて混ぜます。これでマッシュポテトのできあがり。

ソーセージはゆでておきます。量は、自分が食べたい分だけ(^_^)

お皿にソーセージと、マッシュポテトをたっぷり盛りつけます。この料理ではマッシュポテトが主食です。ソーセージにマッシュポテトをつけながらいただきます。


わたしはほんとに下の写真くらいの感じで盛りつけてます。自分で食べる時はソーセージとマッシュポテトだけですが、サラダもこうして盛るとバランスいいですね。


     

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さて、もう一つ覚えているのが「パイン・チーズトースト」。この組み合わせ、全然変ではないですが自分じゃきっと思いつかなかったと思います。




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上の写真のトマトを、缶詰のパイナップルスライスに替えるだけです。チーズはもっとたっぷりめに。
パンは白いパンでもOKですよ。(上の写真のものにはトマトの下にハムもありますが、パインとチーズだけでもじゅうぶんおいしいです。)

初めて身近に感じた外国の人が、ノルウェイやフィンランドの人だったというのは縁というか、出会いというか。今でもその出会いに感謝しています。(*´∇`*)






ノルディック柄のダウンはんてんでノルウェイ気分に 。




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