前回の記事 のつづき。
一夜明けた朝、ポンも私も昨夜のバトルについては何も触れず。
飯ストでお腹が空いていたポンが朝食をモリモリ食べている姿を
横目に、淡々と朝の支度をし、ポンと共に出かけた。
日中ずっと一緒にいたけど、話題は別のことだった。
夜、家族会ディナーがあり、その帰り道に子ども達と追いかけっこ
をしていた時のこと。
ポンが突然
「ごめんね。」
と言ってきた。
追いかけっこをしながら、お互い走りながらの状況だったので
私は立ち止まり、ポンにも止まってもらった。
私:「大切なことだから、もう一度言って。」
P:「だから。 ごめんね。」
私:「何に対しての ”ごめんね” ?」
P:「昨日、ママが作ったものを"美味しくない"って言っちゃったこと。」
私:「うん。 一生懸命作ったご飯が美味しくないって言われたら
どういう気持ちになると思う?」
P:「泣きたい気持ち。」
私:「そう。とっても悲しい気持ちになるんだよ。」
P:「わかる。。」
私:「ところで・・・。
ポンは、幼稚園の食事の方がママの作るのよりおいしいのだよね?」
(↑かなり根に持っており、ネチネチと責めるヤラシイ母)
P:「あ。それ! 間違えてた。本当はこう。
”幼稚園のご飯の方が美味しい ”
じゃなくて、
”幼稚園では、(ご飯の後)遊びたいから残さずに食べる”
だった。」
私:「へー。。。」
6歳児の想定外の切り返しと、その返答の早さに驚きと戸惑いを
隠せなかったアラフォー母は、密かに完敗を認めたのだとか・・。
ー完ー