blank
via WSL's twitter

現地時間2018年3月31日(オーストラリア)、ベルズビーチをメイン会場としたメンズCT第2戦「リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ(Rip Curl Pro Bells Beach)」とウイメンズCT第2戦「リップカール・ウイメンズ・プロ・ベルズ・ビーチ(Rip Curl Women's Pro Bells Beach)」が開催。

イベント二日目の本日は、メンズのラウンド1ヒート9~ラウンド2とウイメンズのラウンド2まで終了しました。

今回の記事は、リップカールプロ@ベルズビーチのイベントレポート、動画、今後の波予報などといったニュースをお届けします。


スポンサーリンク


リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ(Rip Curl Pro Bells Beach)

初日のウィンキポップからメイン会場のベルズビーチに移して開催となった本日。波はサイズアップしましたが、本日もトリッキーコンディションでの開催でした。

この時期の特徴なのか、朝一以外はオンショアが入り、一日を通してのコンテストとなるとベルズビーチのコンディションは難しいですね。

ベルズビーチイベントは長き歴史のあるイベントなのですが、コンディションがころころと変わるのが厳しいところ。

本日はベルズボウルがメインとなりましたが、かなり厚い波なのでもっとサイズが必要なのかなと感じました。

そんなコンディションの中、個人的に最もベルズビーチとのリズムが合っているなと感じたのは、今季からワールドツアーに返り咲いたパトリック・グダスカス。

大半のサーファーがターン途中で大幅に失速するのに対し、パットのサーフィンはスピーディーそのものでした。そんなパットがラウンド2で対戦したのが五十嵐カノア。

対戦相手が悪かったことも一因となり、残念ながらカノアはラウンド2で今回は敗退となりました。

パトリック・グダスカスの7.73

スコアの面でジャッジ評価が高かったのは、本日のトータルハイエストスコアとなる15.17をマークしたセバスチャン”シーバス”ジーツ。

シーバスは本日初となるエクセレントレンジの8.17ポイントをスコアしています。

セバスチャン・ジーツの7.00

今イベントでの引退とあって注目のミック・ファニングは、昨日は開催見送りとなったラウンド1ヒート12に出場し、見事1位通過でラウンド3進出を決めています。

ミック・ファニングの6.43

本日の結果

ラウンド1

今後のヒート表

リップカール・ウイメンズ・プロ・ベルズ・ビーチ(Rip Curl Women's Pro Bells Beach)

メンズのラウンド2終了後にスタートとなったウイメンズのラウンド2。かなり厳しいコンディションでゴーサインが出たのは、今後のコンディションが微妙だという事を意味していますね。

敗者復活戦となる本日のラウンド2では、サリー・フィッツギボンズがワイルドカード出場のコビー・エンライトに敗退の波乱はあったものの、それ以外は順当な結果となることに。

コビー・エンライトの6.33

ヒート1では、15歳という史上最年少でのワールドツアー入りを果たしたツアールーキーのキャロリン・マークスがキーリー・アンドリューを撃破。

キャロリンはサーフィンが上手いのは当然なのですが、ステファニー・ギルモアやカリッサ・ムーアのようにツアー入り時点で実力がずば抜けているというより、ジャッジ受けの良いライディングが上手いという印象を受けます。

ただ、これまでのイベント会場はキャロリンにとってバックサイドとなるライトハンダー。フロントサイドでのサーフィンを見るのが楽しみです。

キャロリン・マークスの7.33

本日のシングルハイエストスコアとトータルハイエストスコアを叩き出したのは、やはりと言うべきステファニー・ギルモアでした。

ステファニー・ギルモアの8.60

本日の結果

今後のヒート表

ハイライト動画

波予報

今後の波予報ですが、来週は新たなスウェルによってサイズはあるものの、風向きが微妙な予報となっています。

明日4月1日は本日のスウェルがサイズダウンながらも、午前は風向きが悪くなく最大セットはフェイスで7フィート。

明後日2日は最大セットで8フィートとなるものの、サイドオンショアの影響からコンディションはあまり良くない見込み。

3日は午前の最大セットが9フィートとなり、少なくとも午前中のコンディション(風の影響)は悪くないそうです。

今後の流れとしては、明日の午前にもしかしたらウイメンズのみ開催の可能性があるといった感じ。明日の開催がなければ、次なる開催日は3日になるかと思います。

まとめ

明日4月1日からオーストラリアVIC(ビクトリア)州ではサマータイムが終了し、日本とベルズビーチ(オーストラリア)の時差は1時間と短くなります。

現地時間の午前7時半スタートの場合、日本時間は午前6時半となります。

公式サイト「Rip Curl Pro Bells Beach

公式サイト「Rip Curl Women's Pro Bells Beach

2018年リップカールプロ@ベルズビーチ過去記事