参考書籍
よく質問があるので、わかりやすい指標で簡易に判断
する方法をお教えします。
個別の物件には地道で粘り強くかつ大胆な指値が必要
なのは言うまでもありませんが、何をもって判断するか?
ですね。
つまり、相場的に高値圏なのか安値圏なのかの判断には
簡単な方法があります。
それは・・・日経平均の株式チャートを見ることです。
株価と地価は強い相関関係にあるのでそれを利用します。
しかも、地価は株価の半年から1年程度遅行する特性が
ありますので、後出しジャンケンで判断できる訳です。
だから、株価がピークの山型チャートの周辺時期では新規投
資は一切しないことが肝要です。
株価の底値を確認してから半年~1年後に不動産を買うのが
もっとも価格的に有利に買える時期と推定できます。
さて、今の日経平均はどうですか?
リーマンショック程度まで株価が下がって、その半年から
1年後くらいに物件を仕込むことができれば理想的です。
日経平均7000~8000円程度が2~3ヶ月続けば、いよいよ本格
的な買い準備と考えています。(=バーゲンセール始動!)
但し、まだ日経株価7000円よりもがまだ下がる可能性が予見で
きる時は購入時期をさらに延期します。
ちなみに次の不況は「ドル・ショック」など通貨絡みになると思います。
一説には、リーマンショックが「インフルエンザ」程度とすれば、次の
不況は、「肺がん」レベルになるとも言われています。
サラリーマンの皆さんもお勤めの会社の倒産や大量リストラなども
ある程度、覚悟をしておいた方が良いでしょう。
もし、この不況が本格化すれば、年金カットや福祉・医療補助のカット
も視界に入ってきます。
逆に、世界経済はこんなデタラメな金融政策でよくここまで持ち堪えた
ものだと思います・・・
破壊によって、また新しく創造されるパターンでしょう。
歴史は形を変えながらも、同じような事を繰り返すものです。
しかし、これでも戦中、戦後の日本社会に比べたら今は天国のような
時代です。
日常的に餓死したり、軍人にその日の気分で市民が殺されるような
ことは滅多にないのですから...
何だかんだと言っても、確実に進歩はしているのだと思います。
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