9月最後の土日、クラブキザクラ大分のH26'実釣講習会が鶴見大島の沖波止で開催され参加してきました。
クラブの年間行事である実釣講習、毎年米水津の横島3番で開催されてきましたが、今年はクラブ員も40名を超えるほど大所帯になり、年々増加する実釣講習会参加者が一堂に会すことのできる場所でと、鶴見大島の田ノ浦沖波止で実施されました。16名の参加者で沖波止を完全占拠状態で第1部の講習会が実施されました。講習会のあとは、実践出来るフリーの釣行タイムの2部構成です。全員が同礁できる釣り場であることから春・秋の大会とは一味違ったワキアイアイとした懇親釣大会のような様相で非常に楽しい一日となりました。、、加えて懇親といえば、有志による前夜祭!!・・・で3度楽しめたことになります。
今回も御多分に洩れずその有志の中に私も加えて頂きました。日も落ちた真っ暗な 20:00に速見丸の係留する駐車場に着くと、海に近い波止側で何やら動めく怪しい明かりと高笑いの声、吸い寄せられるようにクーラー抱えて輪の中に。座った席はなんと大御所の左となり、正面には事務局長にサブリーダー、その横に関リーダー。左手にはサンラインファイナリストばんたさん、その横に今回も食材買い出しして頂いた好青年の堤クン、もう~顔見ただけでendは深夜だなと直感!。案の定、誰かが缶ビールに焼酎加えたビーチュウになった2本目を空けた頃からベタブミフルスロットル状態でした。後から加わった佐藤君と堤君の若い世代は、てるちゃんさん・関リーダーにこの時ばかりにと質問攻め・釣技の話に夢中になっています。その熱い志・向上心が眩しい限りです。第一世代のおいさんは、釣技をはじめとする釣りに関する話題から各種趣味の話、老後の話までほとんど覚えてないほど盛り上がって大笑いの連続でした。これだけで今回佐伯まで来たかいがあります。日付もかわったAM1:00前、明日に備えて各自寝ることに。待合所の畳の部屋で寝ようとしましたが先客の爆音でぺけ、それではと寝袋もって夜空の下の波止でも車の音やら船のエンジン音やらでぺけ、結局一睡もできずに3時半には着替えて港に集合です。
早朝4:30過ぎからクラブキザクラ大分のメンバー16名に加え長崎からのキザクラテスターグループ5名ならびに熊本からのトーナーメント事前練習組数名の荷物を積み込み、鶴見湾内へ出港です。 船上は荷物で足の踏み場もないくらいにてんこ盛りです。
今回は16名もの参加者が一堂に同じ釣り座で講習を受けることができるため、キザクラが誇る実力者3名の講師陣から順番にそのテクを伝授して頂いた。
先頭は、サブリーダーでキザクラチャンプ2連覇の実力者、成丸船長。
まずは仕掛けの説明から、道糸1.5号にハリス1.5号を直結、ウキはD-Flats74のP-01をウキ止めなしでセット。ウキP-01は米水津の海との相性抜群でなじむようにスーと沈んでいくのでお気に入りだそうです。次にマキエの打ち方、餌取り分断方法、仕掛けの送り込み方法と説明が続きます。みなさん名手の釣技を物にしようと必死に聞き入っています。関リーダーが質問形式で成りさんの秘技を上手く引き出しながら講習会は進みます。そんな中、ビシーッツを鋭い音をたてながらアワセが入ります、満足できるサイズではないにしろタカベ・金魚の餌取りの猛攻の中で見事にクロを釣りあげます。隣りの受講者と『今の分かった?』、『・・?』と顔を見合わせ、互いに顔を傾けます(笑)。アタリがわかったのは関さんだけ??。名手達の域に達するのは程遠いようです。キモはガン玉の使用と位置のようです。食い入るように見つめる若い第3世代の人達、こんだけ熱心に吸収しようとしていば第2世代の名手達の域に達するのもそう遠くないでしょう、その若さが羨ましくもあります。そうなんです第1世代は学習能力・吸収力もすこぶる鈍化して対抗できるのは酒量だけなんですわ・・・。
次に大御所こと秦さん。実績に裏付けられた説得力で、いつもながらの流暢な口調で分かりやすい解説です。トーナメントじゃお勧めしないけどで始まった、最近の軽い仕掛けとは違う2Bウキにガン玉つけた重い仕掛けでの釣り方。2Bウキなんて持たないんで衝撃的でした。この仕掛けで実釣しながらマダイヒットさせるなんて説得力ありすぎです。ドン深の沖黒やビャクビでの一発大物狙い!、試してみます。
そして、昨年度シマノ全国大会ファイナリストの我がクラブリーダーの関さん。トップトーナメンターとしての手際のよさと素早い所作は凄い、気迫さえ感じます。マキエの作り方から仕掛け投入方法、投入のタイミング、海中観察眼と机上では分からない実釣会ならではの実になる講習でした。遠投浅ダナ、ノンサミングと最近トーナメントで使う技をも披露。 次の世代からリーダーとセミファイナルを争うトーナメンターが出てくるのを楽しみにしているかのようです。
大御所がなにやら掛けています。綺麗に竿が立っていて、いつもながらほれぼれします。 ・・・・・お魚? はとぽっぽにマダイ連発でした。
いつもアワセた後の初動に問題ありの私、リールホールドが悪いんじゃないかと思い大御所のリールホールドを盗み取りパチリ。もちろんオープンベール。これでバシッ!!です。
クラブキザクラ最若手の海クン。見事な遠投釣法で食べごろサイズのマダイをゲット。海に帰そうとしていたのを『イイ塩焼きサイズ!』と羨ましそうに連呼していたら『よかったら、持って帰ってください』とプレゼントして頂きました。なんてイイ子なんでしょう・・、酒のアテにおいしく頂きました、ありがとうございます。弱冠ハタチとゆうのに竿サバキといいマキエの打ち方といい見事な腕前です。強力な第4世代の登場です。いちくん、ライジャケあぶないよ!!
私の隣で釣っていた吉田先生もマダイをぶりあげています。いつもながら必ず何かしら釣ります、年季が腕が根気が違います。
でたー!、成りさん。今回、唯一のクロです。レクチャー終了後に、遠投気味で竿1本~1本半位で捕えたそうです。またまた、冷静沈着に静かに平然とタモ入れしたんでしょうねっぇ。また政進丸での釣行に誘ってください、今度はシーズン最大級の寒気団来ても”寒い・凍る~”などとほざかないで必死で付いていきます(笑)。
秋磯はまだ本格化していないのか見回る渡船は速見丸だけのようで、湾内の磯はシマノセミファイナル出場者の下見釣行者のみのようで結構開いているようです。関リーダーの計らいで幸四郎船長と連絡とり湾内の磯へ2人一組で渡礁できることになり、10時に迎えに来た速見丸に全員の乗り込み波止を後にします。
キザクラテスター達が上礁している赤鼻の中へ同礁希望者の海クンを降し、次の番は私と吉田先生です。”どこに上がれるのかな~”と思っていると、離岸してすぐ『隣の瀬が空いちょんけん2人行きよ!』と光四朗船長の叫び声!、なんと柴原名人のいる磯場に地続きの赤鼻の中のハシッコに上がることとなったのです、こんな有名人の釣り姿を見れるなんてめったにないなーと感激です!。
既に竿出し中のキザクラテスターの森さん・川島さん・柴原さん。センスイカンから瀬代わりしてきたばかりだそうです。川島テスター曰く、シマノセミファイナル大会がここ鶴見湾内で実施されるための事前釣行だそうで、来週も真グレ会の大会を鶴見湾内でする予定でシマノセミファイナルまでしばらく鶴見通いするそうです。トーナメントで勝とうとする並々ならぬ努力と少しでも有利な情報を得ようとする意気込み・気迫を感じます。毎週長崎に大分から4~5時間かけては行けませんよ~、体力・気力・資金が伴わないと・・・凄いです!!
磯のジェントルマンこと全層釣法の伝道者、柴原啓二名人。丁寧な語り口調でDVDそのもの!、流れるような釣技スタイルはムダやムリが無く、まるで映像見ているようでした。
瀬代わりする前のセンスイカンでいい形が上がったと気さくにライブウェルの中を見せてくれました。この時期に40cmクラスが7~8匹で真っ黒!!、流石にシマノジャパンカップ全国チャンピョン、朝間だけの時合を逃さずGETしたそうです・・・世界が違います。
あまり長時間後ろで見てるのも失礼のような気がしたのでMy釣り座にもどって竿出しです。右手の高場先端に海クン、その向こうにキザクラテスター3人がいます。
吉田先生と左右に並んで釣ります。上礁直後はアテ潮気味で左流れ、沖目に投げると右へと流れ潮が安定しません。 波気もあるのでガン玉付けたり外したりしながら打ち返していると、マキエがきいてきたのか20cmクラスのコッパグロに襲いかかられます。吉田先生、『矢引きでもコッパ!』と手を焼いてます。
午後3時の納竿までに、最大25センチ(泣)程度のクロを1匹のみの釣果。納竿直前のド遠投ではトドメのハコフグまで針にかかって撃沈(泣)。
久しぶりに気のおけるクラブ員の面々と合え、同じ釣り座で竿を振れ、大会とは違って気楽に馬鹿ばかり喋っての楽し釣行でした。一方で実力者の釣技を目の当たりに見ることもでき、さらには実釣講習を無料で受けることもでき有意義な一日でした。餌取りかわす遠投、マキエとの同調、投入タイミング、毎度のことながらクロ釣りは奥が深いとゆうか覚えることが多くて難しい!!って改めて思います、だから面白いんでしょうけど。”釣りはなんて科学な遊びなんだろー”と思いつつ、まだまだアクテイブな中高年釣師でがんばろうと意を新たにした一日でした。
リーダーはじめクラブの役員の方々、企画・段取り・運営とお世話になりました。おかげで実釣会連続参加記録も更新でき、今回もまた得るものが多かった実釣会でした。また、若手の堤君達には前日からの食材確保・前夜祭開催とクラブ活性化施策を仕掛けて頂きありがとうございました。最近は都町に繰り出すより波止場で車座になってみんなと酒を飲むことに楽しみを感じている白髪のおじさんです。みなさん、これからも遊んでくださいね。
同世代のカーネルさんとは何かと話が合い、楽しかったです。しかし、これだけの長文、大変でしたね。カーネルさんの楽しかったオーラが良く伝わってきます。今度はまた船フカセにもお誘いしますね(*^^)v
また、前夜祭からやらかしました(>_<)ご迷惑をおかけして申し訳ありませんm(__)m
日頃のおこないが悪いせいか、瀬替わり後1番をポキッとイッテしまいました(笑)
本当に楽しい時間をありがとうございました(*^^*)また、よろしくお願いします(^-^)/
カーネルさんにかぎって…想像もつきませんでした!
次はもうちょっと早目に作ります
又、ゆっくり遊んで下さい
釣りはともかく、やっぱり夜の宴が一番盛り上がりますね(^^;
また、ご一緒お願いします(^^)/
前夜祭楽しかったですね。
またよろしくお願い致します。
次は添い寝してくださいね。
お世話になりました。