日本最初の女装の発祥地は「伏見稲荷大社」のお祭り・しょうもない写真館…銀杏、枇杷の実

 

しょうもない写真館 12~13

★…銀杏の実の誘惑 12

 ある公園には大きな銀杏の木が3本、少し小さな木が1本あるが、毎年この小さな木にはタワワに銀杏の実がなる。この小さな木は女性で大きな3本の木は男だと思う。仲良くしましょう人間も…。

 

 

★…枇杷の実の誘惑 13

 今年も元気に実をタワワに付けてくれた伏見稲荷大社参道脇の枇杷の木。この枇杷の実は私の子供のころからあり、持ち主に許可をいただいて手の届く範囲の枇杷の実を取って食べていました。

 そして私の子供にも肩車をして「枇杷狩り」をして遊んでいました。この枇杷の木の下は「ちびっこ広場」になっているが、甘くて美味しいというのを知らないのか?、誰も欲しがっていないのが不思議になる。

 

 

狐の面を被って稲荷神社の夜参り、男は女物の着物を着て日本最初の女装が誕生していた。日本初の女装コスプレ 小説「伏見稲荷大社の物語」…55話から

 信仰とは奇妙なもので誰かが仕掛けなくても大流行するものもある。初代稲荷神社の宮司伊呂具のときは稲荷山の土を持って帰ると願いが叶うと大流行したこともあった。その後、それが日本初の玩具として土人形
が大量生産され稲荷神社名物のお土産として販売されているが、これが博多人形のルーツにもなっていた。

 そして今度は夜に狐の面を被ってお参りすると願いが叶うということが大流行していた。女子はそのまま狐の面を被るが、なぜか男はその面を被り着物は女物を着なければ御利益はないと信じられていた。つまり、男は女装してお参りするということでこれが日本で最初の女装となった。

 午後7時ごろになると静かだった境内も賑やかになり狐の面を売る夜店なども数軒でていたので、これがまた人を呼びさらに賑やかになってきた。神社は年中灯篭や行燈に火を入れてライトアップをしていたが、さらにかがり火などを追加して神秘の世界を演出していた。。神社直営のお茶屋も夜まで営業をつづけて若いカップルの夜のデートコースの人気ナンバー1にもなっている。

 この奇妙な夜参りの原因は実は私たちにあると稲荷山の狐が宮司三代目の伊蔵に狐が報告をしていた。狐は、
「実は…私たちの若いまだ未熟な狐が人間に化ける練習を夜の境内でしていたのです。ところが顔が一番難しくて時には目が一つや三つ、たまに四つの顔になるのです。で、そんなものを人間の参拝者に見せたら腰を抜かしてしまうので練習中は紙粘土の狐のお面をつけていたのです」
「ほう、それはそうだ、稲荷神社に妖怪がでるという噂になれば大変なことになる」
「はい、それで境内にかなり多くの面をつけた狐に化けた人間がいたので人間の誰かがそれを見習って狐の面をつけて拝んだところ願いが叶ったという噂になりました」
「ほう、流行ってのそんなことから始まるのか?。しかし、男が女の着物を着て女装するのはなぜなのか?」
「はい、それはここの神さんは女の神さんでカップルが仲良く手をつないでお参りをすると、その神さんが妬み、嫉妬してこのカップルを別れさすという噂になったらしいのです。そこで神さんにやきもちを焼かれないために男が女の着物を着て女性同士だと見せていたのです」
「ほう、たしか千本鳥居でもカップルが同じ道を二人で歩くと別れるというジンクスがあるが、あれか?」
「はい、これを知っている人は左右に分かれている鳥居を別々に歩くと末永く幸せになると信じられています」

 この流行は洛中、洛外にも知れ渡り、古着を扱う東市の市場では女性の着物が飛ぶように売れていた。しかも、普通の着物や浴衣だけではなく花嫁衣裳や巫女さんの衣装までも品切れ状態だった。それに、紙粘土の狐のお面も製造が間に合わず、つ、ついに男がそのまま女の化粧をするようにもなっていた。こうなれば稲荷参道フィバーでこれを見物する参拝者でこれまた夜の稲荷神社参拝は大いに賑わっていた。

 これを宮中の噂で聞いた嵯峨天皇まで夜の稲荷神社参拝をしたいといいだした。宮司の伊蔵は「しかし、夜の外出は危険になります。それに警備にも金も人も入ります」
天皇は、
「おいおい、伊蔵…六条河原離宮から稲荷神社まではほんの1時間で行けるではないのか?」
「はい、しかし、これは妖怪のようなオカマも沢山いますから、決して見て楽しいものではありません」
「いゃいゃ、予はこの国の天皇で国民がどんな遊びを楽しんでいるかを視察するのも大事な仕事になる」」

 この天皇は一度言い出したら聞かないので伊蔵は観念して、嵯峨天皇の稲荷神社への行幸の準備をしていた。10月22日の午後6時に離宮を出発した豪華絢爛な天皇を乗せた牛車は竹田街道を南下、勧進橋から稲荷神社参道に入り大和大路から表参道の巨大な鳥居をくぐると桜門まで300mの間には約300名の女装?それとも妖怪、オカマ?とも取れるコスプレ女装が大歓声と拍手で嵯峨天皇を迎えていた。

 本殿にお参りした天皇はその後お茶屋で休息をしていた。このお茶屋は高級で今でいうなら祇園の高級クラブのようなものだ。そこには神楽舞台があり巫女さん10名が笛や太鼓、それに琴の演奏で神楽を踊っていた。天皇は酒を飲みながら、伊蔵に、
「ほう、伊蔵もこんな美人に囲まれていい思いをしているな~オホホ」
「天皇、天皇はどの巫女がお好みで?好きなのを選んでください」
「おほ、そうか~それなら前列左側の背の高い巫女が予の好みになる…」
「それは目が高い、あのものは禰宜の吉左といいます」
「ふむ、禰宜…吉左…これ伊蔵、あれも女装か?」
「はい、今夜はオールスペシャルバージョンになっています」
「そか、それなら帰りの牛車で予と吉左の二人だけで酒を飲むことにする」

 こうして嵯峨天皇の稲荷神社への行幸は無事終わっていたが、なぜか?神社の神職で禰宜の吉左はよほど天皇に気に入られたのか六条河原離宮の近くの六条稲荷神社の宮司になっていた。この六条稲荷神社は後にここで生まれた文子という女性が菅原道真の乳母になったことから「文子天満宮」になっている。

 

 

 

 

国家の品格…カジノ法案に賛成している下品な奴ら・しかし、日本人の99%はカジノには無縁になります。・雑草園芸家…コモチマンネングサ、イナリキンボシ

 

ハートおかげさまで、この「伏見稲荷大社の物語」が大ヒット中で連日100ほどのアクセスで読まれています。さらに100話まで書く予定です。

 

…完全無料の大人気の電子書籍…ダウンロードしてゆっくり完読してください。

★…歴史コミック小説「伏見稲荷大社の物語」~84話のすべてが3分がで読めるお笑いの読み切りになっています。完読者2万人の大ヒット作になる。

http://p.booklog.jp/book/108339/read

 

★…長編小説「トラック3姉妹・ダンプ姉ちゃん理恵」…31話・運輸・建設の職場には賃金の男女差別はなく高賃金でもう男なんどに頼らなくても子育てできる運輸業界、建設業界を確立した理恵社長の物語。女性に大人気の小説になっています。
http://p.booklog.jp/book/103886/read

 

★…「働く女性たち 駆け込み寺居酒屋ポン吉」 1話2分で読める、51話まで書けている、少しHだが女性に大人気。目次機能がありますから好きなタイトルを探して読んでください。
http://p.booklog.jp/book/103226/read

 

★…中編小説「天使の恋~美幸…明美…真弓…梨香…美雪…早苗…香奈~7名の恋の物語」…すべて京都のタクシードライバーが主役になっている少しHな若い女性のドラマ、女性に大人気で静かなヒット作になっている。二つの書籍から
http://p.booklog.jp/book/18492/read

 

★…天使の恋~美雪、早苗、香奈…3人の恋の物語も大人気
http://p.booklog.jp/book/18492/read

 

総合案内 無料の電子書籍 小説、コラムが約300ほどあります。ここをお気に入りにしてゆっくりお読みください、またダウンロードも無料になっています。漫画、映画の原作に使ってください。

http://p.booklog.jp/users/sakur