これって闘病!?

これって闘病!?

子宮頸癌Ⅰb2でした

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お久しぶりです。

皆さま…私の存在などとっくにお忘れでしょうが…。

生きておりますよー!

メッセージもいただいて…
ご心配おけかけしておりました(してないって?)。

そして、自分はブログを書いていないけれど読んでいます、とメッセージを下さった優しいあなた様。
返信しようとしたら、うっかりと削除になってしまいまして申し訳ありません。
お心あたりの方がもしこの記事を読んでくださっていたら…
老眼の私を許してくださいませー!

私のブログを読んで、同じように感じていると言って下さり嬉しかったです。
術後2年とのことだったので、きっとこれから日々、体調も気持ちも変化していくことと思います。
人のこと言えませんが、あせらずのんびりゆっくり…
毎日を慈しみながら暮らせますように。



◆◇


さて。


いつのまにやら、クリスマスも正月も節分も過ぎ、バレンタインデーも飛び越えて、お雛様の日も、ホワイトデーも諸々(なんかもうたくさん)と過ぎ去り…

ワタクシ、術後5年を迎えていました。
術前に動注療法という抗がん剤による初期治療をしたので、そこから数えるとけっこう前に5年経過しておりました。
おめでとう!自分!
私が言うまで家族の誰も気づいてなかった!そりゃそーだ。そんなもんだ。
でもちょっとさみしかったから自分で自分にお花を買ったよ!


◆◇

2013年からの2018年の今。


現在の私はというと

検診はあいかわらず3か月ごとに行っています。
(同時期に共に入院していた同病の同ステージ(たしか)の友人は半年に1度になって早1年になるらしいけど)

造影CTは半年に1回ですが、ここ3回ほど毎回、造影剤アレルギー出現中。
目のかゆみ、鼻詰まり、くしゃみ等々。
がんになってから造影剤使いまくりですからね。
やっぱり蓄積しますね、体内には。
「まだもう少し粘れる(造影剤は止めない)」と言う主治医。えー?ギャンブラー?怖いわー。


腫瘍マーカーは基準値以下になったことはほとんどないです。
そんな中、急激に上がったので不安と覚悟な心境でしたが、先日の検診では一応横ばいとのことで様子見中。高いままですが。


リンパ浮腫は、症状の軽かったはずの左が悪化中。
見た目は右のほうが太く見えますが、以前は少なかった左足の痛みが増強中。
日々、生活していると負荷をかけないわけにはいかないし、仕方ないかなと思うようになりました。

やりたいこと、今できること、やらないと後悔しそうなこと。
それらを天秤にかけた場合、今の私は、浮腫に囚われすぎてできなくなることのほうが嫌で。
ほんの2~3年前までは、浮腫の悪化を恐れて色々と活動を自主規制していることのほうが多かったです。
今も恐れていないわけではないし、上手にコントロールできているわけでもない。
だから日々、多少の加減は必要で、時々「あちゃーっ」って反省する日もあります。

 

仕事は、ぼちぼち。
以前も書きましたが、病気前と同じか、それ以上のパフォーマンスを求められてもできない体調なので正社員ではありません。
立場上、以前とは違い一歩も二歩も引いています。
それでも、働ける場があるだけありがたいのだと思います。
がん患者、サバイバーの就労は現実的には厳しいことのほうが多いので。

ただ、やはり会社が求める人材としては力不足。
「求められていないんだな」と感じることや、理不尽な思いをすることも。
どんなに過去にキャリアがあっても、今現在、役立たずなら必要ない人間なのだろうかと感じたり。

悔しい。本当に悔しい。
そんな気持ちになることもあります。
病気前の私ならきっと、その悔しい気持ちをいつまでも引きずっていたかもしれません。

けど、今は割とすぐに切り替えられています。
どうしてかって?

病気前は、ほぼ仕事中心で会社と家の往復生活で、それだけでもう疲労困憊していました。
若かった頃は(今も気持ちだけは負けないけども)それなりに趣味を満喫していたのですがね。嗚呼、遠い目。

現在は仕事はセーブしているし、また、仕事とはまったく無関係の趣味を持つようになったから気持ちの切り替えができているのかもしれません。
逃げ道なのかな、とも思うけど、私にとって逃げ道は必要なのだと実感しています。
自分の知らなかった分野の人と出会ったり、新しいことにチャレンジできたり。
離れていった人もいるけれど、こうして新たな出会いもあるんだなぁーと。
とても幸せなことだと感じています。


えーと。その他は。


お腹のキズ痕は術後のケアが効果あったのか、ケロイド体質のはずなのに白っぽく平坦になっています。
相変わらずヘソが斜めになっているけど(過去記事「タロウとワタシ」参照 )、お腹の肉階段(何段あるんだ)が上手にごまかしています。やったね!腹肉バンザイ!


排尿障害はもう気にならないです。
変わらず尿意は鈍いけど「なんとなく下腹から尿道口にかけて違和感がある」という感覚が、今の自分にとっての「尿意」なんだと思っています。


抗がん剤の副作用による末梢の痺れは、まだあります。
この冬はなんだか痛みもありました。これはもう治らないかな。
足は指先の感覚が麻痺しているのと力が入らないのとで、スリッパがすぐに脱げてしまうとか爪先立ちをしてもふらつくとかはありますが、これもまた慣れました。


イレウスにはなっていませんが、腸の動きは鈍いと思います。
以前、大腸カメラをしたときには、癒着のせいで下行結腸までたどり着けなかったし、多少の通過障害があるようです。
基本的に今はなんでも食べていますが、食物繊維のドカ食いはしないようにしています。
でも、体にいいのよーと言われる食材って詰まりやすいのよね…。



とまぁ、こんな感じで元気に暮らしています。



これからもきっと、たーーーまーーーの更新になるかと思います。

闘病していないし、これは闘病ブログかと聞かれたら「うーん?」なんですが、過去に闘病した人間が後遺症を抱えながら生活するというのも、ある意味、闘病だとも思うので、その様子を誰かに知ってもらえればいいなと。


久々なもんで、長くなってごめんなさい。
読んでくれてありがとうございます!


っていうか、アメブロいろいろ機能変わっていて驚く。
ほんとにこれ更新できているのかな…不安。



まーいいか。
それではまたーーー!








春めいた世間と逆行して、寒々しいこの冬の雪の花をどうぞ。
季節感なぞ無視。


いわゆる霜。