湯煙がとざされた、雪の峠は波乱なく
宿の料理に屈しないほど、美しい湯の宿
冬の彩り夕食の座敷膳は素適!
緩やかに窓からみる冬の景色は古風な
感じで~趣がゆたか~~
年末の慌ただしさのなかをゆったりくつろぐ
~朝霧の深い山道を遥かに望む
浄蓮の滝の気高さ!
静岡の修善寺の奥~
年末に浄蓮の滝を実際に観ると
すがすがしさに身も心も平和
になって、
あ~来てよかった!
しばらく観ているうちに
滝の左側の方になにやら人影、武士の姿
おかしいな!と目をこらして視つづけると
驚いたことに、その人影と波長があったらしい
相手に何かの念をもっているのか、
突然、私の傍らにまで引き寄せるように来た。
その速さは、比較的~人間の速足より、
もっと速いスピード。
この武士の人霊は善い人霊だったから、
苦しくはさせられなかったけれど。
この高貴な殿様の衣装は、古臭い、
五百~六百年以上経っているのでは?
血潮が背中にたくさんある、相手に矢を
射ぬまま射貫かれたという感じ。
背中をバッサリ斬られるのは、武士としては
敵が複数で人数が多い時か、
突然に闇討ちにあったのでは?
そんなことがふと頭をよぎりました。
背後に他に誰かいるのかしら?と気になった
しかし、その殿様は、
私に近づいて、私の大切なバッグをさわる。
驚いたのは私です。
なぜ私のバッグに興味を持ったのかは、
人間は、亡くなって霊体になりきると、
バッグのなかみまで、みえるのかしら?
「数珠をみせて欲しい!」と言う。
実は私~真珠のネックレスをバッグに入れ
ていたので。「だめ!」と断りました。
気分をこわした。
実は違っていた、数珠で手を合わせて
欲しかったらしい。ポケットから
念珠をだしたら喜んだ。
のちに道を尋ねてきた。
私は具合悪くなってきて少々ぶあいそう!
その場所は、私だけではなく、横を
旅行者が通る時に、変なまなざし!
時として、こういう時は逃げ出したい!
でも、相手からしつこく道をきいてくる。
その殿様が
「おしえてほしい!集まりの場所」
「えぇっ!」驚いたのは私。
「なんの集まり?」
結果、殿様が言う言葉は、古い武田軍勢の
なかの重要な人物みたい、
「どこへいきたいのですか?」
と聴いてみた。
「探している~成仏出来ていない仲間を」
家臣が二体、ついているのが判った。
「さようなら」と言ったら、三体で
山道をずっと歩いて行った。
その後はしずかな景色に戻りました。
昔の殿様たちは、昔の仲間を探しているうちに、
名湯に魅かれ、伊豆の優雅な景色を
みては、堪能していたのでしょう。
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