TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

北アルプス大天井岳 その4

2017年07月23日 | Weblog
『こんにちはー』
『はいー、お疲れ様でしたー。こちらに記入して下さい』
『テント一張りお願いします。おすすめの場所を教えて下さい』
『ではご案内しますね』
おー、イケメンでナイスな小屋主さんが、わざわざ外に出て案内してくれました。

『こちら側から朝日が昇ります。こちらは穂高側の展望がいいです。風の影響を受けたくなければこの一段下がいいですね』
なるほど…
『ありがとうございます。ツェルトなのでこの下の段にします』

そこには軽量テントをピシッと張った先行の方が、一番良いところに陣取っていました。
『こんにちは-。お隣失礼しますねー』
『あ、はい。あのー私ひとりでテント泊するの初めてなんです。なにか間違ってるところがあったら教えて下さい』
は?女子だ。
『いやいや何も間違ってないですよ、こちらこそイビキやオナ〇などで迷惑かけるかもしれません』

髪が短かったので山メンだと思っていました。よく見たら普通の女子。
常念小屋で会った子も単独女子、こちらも単独テント女子。最近は女の子もみんな独りで来るなぁ。

ちょっとお話してみたら面白い面白い。燕から縦走してきて大天井で一泊し、蝶に抜けるらしいです。
蝶ヶ岳まではきついんじゃないの?と思いましたが、復路を自分が歩いてみてこれは大丈夫、行けるな… と思いました。
実際どうだったか気になりますね。
それから、持ってきたオヤツの交換をしました。どうもありがとうね。

僕は今回ゴアのツェルトを持ってきました。
晴れだからこその装備です。
雨の場合は絶対的に不利ですからね。なんてったって床や裾が開いてますから。雨、入るでしょ。

まずはツェルトを組んで荷物をしまいます。ストックの長さが足りないのでなんとも冴えない仕上がりです。
ただ、インナーポールを持ってきているので居住スペースはまあまあでした。

大天井岳の山頂を往復しておきます。
ガスまみれなので展望はないかと思いましたが、明日の朝は早出になると思うとやはり明るいうちに往復しておきたいです。
大きな石がゴロゴロしたところを緩やかに登っていくとすぐに山頂です。
ガスが出たり吹き飛んだりで、思いのほか展望も普通にありました。(画像)

陽が傾きかけていたので、これはブロッケン現象に出会えるかな?とおもいましたが、残念ながら雨になってしまいました。

けっこう粘っていましたが、これ以上ウェアを濡らしたくないので退散しました。
テントに戻るとザーザー降って来ました。イヤだなぁ…


その5に続きます。
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