■ヨリックヘンドリクス ベルギー
スケートアメリカ 12位
昨年度、ヨーロッパ選手権9位、ソチではトータルスコアを更新しての16位、
世界選手権では17位という実績を持つ選手。
2年前は怪我をしていたが、3アクセルを成功させるなど、進化し続けている。

■エラッジバルテ カナダ
エキシビジョンでバックフリップをしてみせるなど、非常に身体能力の高い選手。
そして、個性豊かな演技をする。
カナダ選手権ではここ3年毎年4位と、表彰台まであと一歩。
佐藤有香さんに指示していて、NHK杯まではジェレミーアボットと共に来たらしい。

■ジェレミーテン カナダ
ロステレコム杯 10位
今シーズン頭に出場した、スケートカナダオータムクラシックでは、
トータルスコアを更新して3位と、表彰台に乗っている。
今シーズン踊る、「ハレルヤ」は、のびのびしていて綺麗で、
寂しく切ない雰囲気で、個人的にはお気に入りです。

■イヴァンリギーニ イタリア
ロステレコム杯11位
かつてはロシアの選手で、国内ジュニア選手権で優勝したことがある選手。
勢いとノリのある演技が魅力的で、今シーズンショートのマイケルジャクソンの「スリラー」は、
彼の魅力が爆発したといっても過言ではないような、すばらしいプログラム。
両手を挙げてルッツ(通称:リッポンルッツ)を跳ぶ。


■羽生結弦 日本
中国杯2位
つい昨日出場を決めた羽生君。
昨年は、グランプリファイナル、ソチ五輪、世界選手権を制覇しており、
今年は4年連続のファイナル進出、更に2ファイナル連覇がかかる。
3アクセル、4トーループはとても綺麗で、4サルコーを試合で降りることもできる。
また、柔軟性を活かした、イナバウアーやビールマンスピンも魅力。
表彰台に乗ればその時点でファイナル確定。4位に入れば他の選手次第で確定になる。

■無良崇人 日本
スケートカナダ1位
先日出場したグランプリシリーズ一戦目、スケートカナダでは、
自己ベストを大きく更新して1位になり、ファイナルに王手をかけた状態。
迫力のある演技、大きいジャンプが持ち味。
フリーではオペラ座の怪人ファントムを踊る。衣装が素敵なので注目。
父親であり、コーチでもある無良隆志さんは世界ジュニア選手権で表彰台に乗ったこともある。
5位以内で確定。(多分)

■村上大介 日本
前はアメリカ代表だったこともある。
昨年の全日本選手権は、ベスト10でフィニッシュ。
今シーズン、2年ぶりとなるNHK杯に参戦。
フランクキャロルに師事していて、NHK杯に来る途中、
同門のグレイシーゴールドとアイス抹茶ラテを飲んできたらしい。
(マックスアーロンに張り飛ばされるぞ!(笑))

■キムジンソ 韓国
中国杯9位
今シーズン、ネペラ杯で自己ベストを出して2位、アジアンオープンでも日本の宇野昌磨君に次いで、2位に入っている。
個人的には力強くも、リズミカルで軽快なステップがお気に入り。
今シーズンの振り付けを、トリノ五輪2位のステファンランビエールと羽生君のロミオなども振り付けたディビットウィルソンが担当しているので、そこも見どころ。
韓国期待の若手

■セルゲイボロノフ ロシア
ロステレコム杯2位
昨シーズンヨーロッパ選手権2位と、ここの所活躍しているベテラン。
今シーズンはネーベルホルン杯では表彰台を逃すも、フィンランディア杯では優勝している。
エキシビジョンナンバーでは、着ているTシャツを真っ二つに裂く(破く)という、力強い演出が盛り込まれている!
リプちゃんやサハノビッチ、アディアンなどと同じ、エテリコーチに師事。
ファイナル出場条件は羽生君と同じで、表彰台に乗った時点で確定、4位でも場合によっては確定する。

■ジェレミーアボット アメリカ
スケートアメリカ5位。
昨シーズンの世界選手権のころには引退を表明していたが、撤回し今年もエントリー。
スケートアメリカでは5位と少しばかり出遅れてしまったが、
だがしかしスケーティングスキルは別次元と言っても良いほど。
グランプリファイナルで優勝した経験もある。
まだファイナルの可能性も残っていて、優勝すれば確定。

■ジョシュアファリス アメリカ
世界ジュニア、ジュニアグランプリファイナルで何度も表彰台に乗っていて、ジュニアチャンピョンに輝いたこともある。
昨シーズンシニアになったばかり。
スケーティングスキルが高く、スピンやジャンプも綺麗。
透明感のあるような感じで、個人的に結構推しです。


■ロスマイナー アメリカ
今シーズンのUSシニアインターナショナルで2位、
スケートカナダオータムクラシックでは230点に届こうかという得点で2位になっている、
今シーズンは好調と見てもよさそうな選手。
ジュニアグランプリファイナル、更には全米選手権でも表彰台に上がったことがある。
力強い滑りをする。


ああ。
女子も書こうと思うんですが、やっぱり12人分書くと疲れてしまう…。
時間を見つけて頑張ろうとは思います。

男子は、アボットも含めて、ファイナルの可能性がある選手が4人も出場。
羽生君、無良君もファイナルが期待できるし、ダイスのNHK杯復活の舞が楽しみです。