父は
今は 念願の教育の仕事をしている。
４番目の妹は
結婚して 農業をしている。
６番目の5男は 小田急電鉄で
働いている。
父と5男だけ東京で
４番目の妹は 山形。
私の両親が離婚したのは
今から35年前の私が8歳9歳の
小学3年の時、
私達姉弟は
山形 神戸 東京と
転々と生活する事になったのだけど、
妹が
つい最近まで
死にたい、死にたいって言って
大変だったと母が言って、
おばさんの旦那さんが
おばさんに相談なしに
父にお金を貸して欲しいと
突然 山形から来て、
35年前、
沙映や光男の世話を俺たちが
色々してやっただろうと
その世話代を返せと、
まあ、まわりくどいけど
簡単に言えば
金を貸して欲しいってこと。
その時、父は
現金20万をおじさんに渡したらしい。
その後、おばさんに
父が連絡すると、
話を聞いていなかったらしく、
代々続いていた農業は
昔と比べて なかなか生活していくのが
大変な現状らしく、
え？
そんなに？
だって、おばさんのところは
お米、果物 さくらんぼ 桃 ラフランス
野菜もやっていて
ちょっとびっくりした。
おばさんには
ふたりの女の子の子供がいるけど
次女は ある組員と結婚して
その旦那さんが 問題を起こして
現在、ある刑務所で服役中。
山形の新聞にデカデカ載って
近所からは 白い目で見られて、
次女は離婚したらしい。
長女は 東京で仕事をしてるらしい。
でも、次女は 実家で現状を
分かっているはず、
出戻りでも、
いつまでも親に甘えず、
むしろ 親に協力するべきじゃないか
と思う。
死にたい？
本当に死にたくなるくらいの不幸は
もっともっとたくさん
世の中あるけど、
人前で やっぱり見栄を張るんだね、
残された兄弟 大事な妹が
困ってると父は
その後も 働いた給料 年金
おばさんにお金を送っている。
こんなに変わるもんなのかな〜
長男のおじさんのひとり息子
和彦くんは 私と同い年。
13年前、従兄弟の結婚式で
父と光男と息子と4人で
山形へ行った時、
彼は 天童市役所で働いていたのに、
役所も辞めたみたいで、
もったいないよね、
公務員なのに、
農家を手伝っているのかと
思ってたら
手伝ってなくてプー。
こんなに
変わってしまうものなのかな、、、
父の実家は
本当に畑もたくさんあるし、
ずっとずっと
山形にいた頃は
私も手伝っていた。
おばさんは、
今は本当にどん底の人生。
でも、そのどん底から
這い上がって頑張って欲しいな。
空気がおいしくて
のどかで 塗装されてない
砂利の道。
ばあちゃんと手を繋ぎながら
30分掛けて歩いて行った駄菓子屋。
みんなと神社で遊んだり
セミ捕りしたり、
本当に子供らしい日々を送っていた。
懐かしいな。
私が よく遊んでた神社。
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母の日に送った