幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「グラッサー博士の選択理論 幸せな人間関係を築くために」ウイリアム・グラッサー著 ”今の選択が未来を決める!”

2018-06-22 01:43:18 | 本の紹介
・4つの主要な人間関係
 ・夫婦関係
 ・親子関係
 ・教師と生徒の関係
 ・マネージャーと従業員との関係

・選択理論によると、みじめな感情も含め、自分たちの行動のすべてを自ら選んでいるのである。
・ほとんどの人は多くの自分が望まないことをしている。
・アルバート・エリスの論理情動行動療法は選択理論に似た心理学である。

・あなたが不幸をかこっているなら、次の4項目の一つ以上に関わっている。
1)あなたはだれかに何かをさせたいと思っていたが、その人はしようとしなかった。
2)誰かが、あなたがしたくないことを、させようとしていた。
3)あなたも、その人も、お互いがしたくないことをさせようとしていた。
4)とても苦痛に思えること、あるいは不可能と思えることを無理やり自分に強制していた。

・外的コントロールの3つの信条に囚われている
1)私は外側から来る簡単なシグナルに反応して、電話が鳴ると受話器を取る、玄関のベルが鳴るとドアを開ける、赤信号で止まる、その他の諸所のことを行う。
2)私は、人がしたくないことでも、自分がさせたいと思うことをその人にさせることができる。そして他の人も、私が考え、行為し、感じることをコントロールできる。
3)私の言うとおりのことをしない人をばかにし、脅し、罰を与える、あるいは、言うことを聞く人に褒美を与えることは、正しいことであり、私の道義的な責任である。

・上質世界
1)私たちがともにいたいと思う人
2)私たちが最も所有したい、経験したいと思う物
3)私たちの行動の多くを支配している考え、信条

・落ち込みのようなみじめな行動を選択することをやめたいときに、できる選択は三つである。
1)自分の求めているものを変える
2)自分のしていることを変える
3)両方を変える

・選択理論の要素
1)行為
2)思考
3)感情
4)生理反応

・怒りの制御
 怒ることは効果のない選択であることを学習する。

・伝統的な心理療法ではたくさんの時間が費やされるが、私のカウンセリングでは多くのものが削除される。
1)問題について長い時間をかける必要がない。最初のカウンセリングで現在の人間関係に触れなければならない。
2)問題は常に現在であるので、クライエントの過去にさかのぼって長い、集中的な調査をする必要がない。
3)伝統的なカウンセリングでは、枚挙にいとまのないことに関する質問や苦情に多くの時間が費やされる。選択理論は、私たちが唯一コントロールできるのは自分だけであることを教えている。

・人びとが心理的問題を一つの選択として見るように援助することは、解放的な気づきにつながる、というのが私の今までの経験である。

・私たちは、創造性を決して忘れてはならない。創造性はこれまで人間が発見したものの中でも、倦怠の最善の解毒剤である。

・選択理論の人間関係の基礎は、信頼を確立することである。

・教師が選択理論を十分学んで、自分の人生で親しくない人に実践して、どれほどうまくいくかが分かると、今よりも、もっと教室で使ってみたくなるであろう。教師は学校と家庭の両方で、今よりももっと幸福になるであろう。

・クオリティ・スクールでは、到達度の高い生徒には、教師の助手の仕事が与えられる。
・クオリティ・スクールでは全生徒が、自分の選んだ特別なプロジェクトに取り組む。
・クオリティ・スクールで一つの大切な課題は、書くことである。

・選択理論の十の原理
1)私たちがコントロールできる行動は唯一自分の行動だけである。
2)私たちが与えることができるもの、他の人が受け取るものはすべて、情報である。その情報をどう処理するかは、それぞれの選択である。
3)長期にわたるすべての心理的問題は、人間関係の問題である。
4)問題のある人間関係は、常に私たちの現在の人間関係(生活の一部)である。
5)過去に起こった苦痛は私たちの現在に大きく関係しているが、この苦痛な過去に再び戻ることは、今、私たちがする必要のあること、すなわち、重要な現在の人間関係を改善することに、ほとんど、あるいはまったく貢献できない。
6)私たちは、遺伝子に組み込まれた五つの欲求、すなわち、生存、愛と所属、力、自由、そして楽しみの欲求によって駆り立てられている。
7)私たちは、上質世界に入っているイメージ写真を満足させることによってのみ、こうした欲求を満たすことができる。
8)私たちが誕生して死を迎えるまでにできることはすべて、行動することである。あらゆる行動は、全行動で、四つの分離できない構成要素、行為、思考、感情、生理反応によって成り立っている。
9)私は、うつで苦しんでいる、あるいは、落ち込んでいる、ではなく、「私はうつ行動を選んでいる」あるいは「私はうつをしている」である。
10)すべての全行動は、選択されたものであるが、私たちが直接コントロールできる要素は行為と思考だけである。

感想
ロゴセラピーでは、自分が人生の意味を問うのではなく、人生の方から尋ねてくると考えます。人生の問いかけにどう応えるか。その選択の自由がある。

選択理論もまさに、自分の行動を選択できるということです。
相手を動かすことは”外的コントロール”と位置づけ、相手を動かすことをせず、自分が動くことのようです。

護身道でも相手を倒そうとせずに自分が行動することで結果的に相手が動くようになります。

今の状況に愚痴をこぼしても何も変わりません。
自分ができることがたくさんあるのです。
今それを行うことが未来につながるとのことのようです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿