体操の内村航平選手が若手を退け全日本選手権の10連覇を達成しました。
予選ではミスをして4位に。決勝ではわずか0.05点差で優勝。
「予選からちょっと悪くて、本当にこれまでないぐらい気持ちが下がったんですけど、今日立て直すことができて、本当に皆さんに支えられてここまで体操ができているんだなと感じました。本当にありがとうございました」
「0.05ですよね(笑)。これで負けても悔いはない。負けた方が楽かなと思ったりもする」
「ここで勝つと期待に応え続けないといけない。負けたら、『やっと負けることができた』と思って次からもっといい演技ができるんじゃないかと思った」
「まあ地獄ですよね」
「逆にそれくらい追い詰められた方がいいのかな。それだけ期待に応え続けてきた。これからも若手に示していける選手でありたい」
羽生選手どころではない10連覇の体操界の絶対王者。
それでも期待に応え続けることは ”地獄” と感ずるのですね。
いえ、絶対王者だからこそ感ずる重圧かもしれません。
絶対王者にかかる重圧は、凡人の想像をはるかに超えているようです。
応援してくれる人々への感謝を口にし、若手の追い上げを喜ぶ内村航平選手の姿に、羽生選手を重ねてしまうのは私だけではないでしょう。
それにしても、絶対王者とよばれる人間のメンタルの強さよ!
今夜24時10分よりNHKアス魂・選『羽生結弦 ”絶対王者” が目指す頂』再放送!やで!
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