サマーと言う割にはすっかり秋っぽくなっておりますが。
今回は日本フィルと指揮者山田和樹氏による、ある日本人作曲家の作品集。
『忘れられた作曲家 大澤壽人』と銘打つだけあって、私は全く存知ませんし聴いたこともありません。知らない上に現代曲なんだけど…大丈夫だろうか…という一抹の不安。
1作品目は『コントラバス協奏曲』不安定な曲調で、私には少々難解。展開が読めないので途中から思考停止に。
・・・数秒間記憶がありません。
2作品目は『ピアノ協奏曲 (神風協奏曲)』
また難しくないかなー。と不安です。
しかーし!これはラベル風味!
そして何と言っても福間さんのピアノが凄い!キレ味が良い!音の粒が見える!
カ・イ・カ・ン
思惑通り福間さんの手がよく見える席でした。何度も行われるグリッサンド(鍵盤の上を爪を滑らせ流れるように弾く)の美しさにうっとり。
ソリストとしてこの1作品のみのご出演なのですが、会場の空気が変わります。
最後に世界初演の『交響曲第1番』
こちらはズシーンと押し寄せてくる大曲でした。圧巻。
メリハリの効いた指揮で良かったです。
この作品は初演。いままで演奏されたことがない…ってことは、作曲家でさえ演奏を見たことがない。ってことですよねー。
作曲家の頭の中は一体どうなっているのでしょうか…。
それにしても福間さんはバラ1だけ聴いて
超実力派。
こんな凄い人にアイスショーで弾いてもらっていたなんて…。
こんなに凄い福間さんと、あんなに凄い羽生選手で、またいつかコラボして欲しー!
そんなことを思いながら帰路についております。
あー、楽しかったー!
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