水彩 F4
毎年秋、山伏姿の修験者が近畿一円より集まり、採燈大護摩を焚き、
ホラの音が響きわたる。
寺伝では645年の開基。平安時代には隆盛を極めていたが、羽柴
秀吉の三木城攻めの際に全山消失したという。
その後の復興により、この多宝塔も1647年に再興された。
国重文である。
子供が小学生の頃に来た時には、門前を流れる小川に降りて、川床の
石を起こすと、サワガニが何匹も現れて、子達は夢中になって、手づ
かみしていた。
今は整備されていて、その気配は無くなっている。
暑をさけて、境内の大樹の元でスケッチした。
横に立つ立札には、「入山料、草引き10本」とあった。
今日はとても蒸し暑く午後からはエアコンのお世話になっております。
645年の開基とはずいぶん古い寺院になりますよね。
門前を流れる小川でサワガニが見られたなんて懐かしいですね。
子供の頃はサワガニを手づかみでとりました。
今はあまり見られなくなり寂しいことです。
入山料草ひき10本はとても良い考えですね。
人出不足で草取りも大変なことですから、協力していただけるとありがたいですね。
静かさが伝わってきました。
入山料が草引き10本というのは・・・
最近は行っていませんがなかなかいい雰囲気ですね~
周辺には、里山の雰囲気が色濃く残っています。
造り酒屋だったけれど、今は土産の地酒を売る店の看板だけが目立ちます。
入園料代わりの草引きの効果だけとは思えませんが、境内はよく手入れが行き届いていました。
近くには、高速道のICもあり、大型レジャー施設や、情報公園都市と銘打った
工業団地もあるのですが、この寺院の周辺には、その気配は全くありませんねえ。