義父の容体 | 悩みとうまく同居できる人になろう 〜人生を楽に生きる簡単な方法〜

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何がしたいかわからない
自分がどうしていいのかわからない
そんな悩みを持つあなた。一緒に探しに行きましょう。




今日もお立ち寄りいただいたあなた、

いつもありがとうございます。


少しの間、過去記事の紹介ばかりで
新しい記事を書いていませんでした。


実は義父の容体がよろしくなく
病院を追い出されたり、新しい病院を探したり
介護ベッドや介護タクシーの手配などなど・・・

ずっと、バタバタしておりました。

それに伴い、私の体調もイマイチ。

今は無事?緩和ケア病棟に入院しております。

ひとつ目に試した抗がん剤は驚くほど効果があり、
食欲も旺盛で一年は楽に過ごせました。

それが効かなくなり、2つ目も効かなくて
大病院は早々に治療を諦め強制退院。

自宅で過ごしていたら、腹水が溜まって
再度入院。

何の治療もされることなく、ベッドを空けるために
出て行ってくれの冷たい言葉。

緩和ケアの病棟が空くのを自宅で待ち、
やっと入ることができました。


毎日、毎日、

早く死にたい。

もう殺してくれ。


絞り出すような擦れ声で痛みに耐えながら
発せられる言葉に心を痛めながら

鶏ガラのように痩せ細っていく姿を直視できなく
なってきている自分がいます。

そんな状態にも関わらず、できれば一日でも長く・・・と
思ってしまう自分に罪の意識を感じながら

私よりもツラいであろう、奥さんや娘たちの
気丈に振る舞う姿にも痛々しさを感じます。

最期を思わせる遠方からの来客も多くなり
何度も空港へ迎えに行っています。




後悔はいくらでもある。

大きな病院に固執する父を説得できなかったこと。

抗がん剤以外の治療を試すことすらできなかったこと。

名古屋では一ヶ所でしか受けられない
KM-CARTという新しい治療法を予約したにも関わらず
受けられなかったこと。


どの道を通っても後悔は必ずある。

義父を差し置いて自分が勝手に後悔している。


せめて痛みだけでもどうにかならないかと
願うことしかできない無力感に落ち込んでいます。


誰にでもやってくるその時。

これは特別なことではありません。


明日は我が身。

今日生きられている奇跡に改めて感謝しています。


それでは、また。