P.R.Iパタヤ総合研究所

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まつエク?なになに?それっておいしいの??

      2018/06/16

「う〜ん。タイ人には向いてないかもなあ・・・」

日本の知人に紹介された方のご依頼を受け、ネットで調べ始めた第一段階でそう感じたのはデメリットとして以下の項目が挙げられていたからだった。

・目をこすったりかいたりしてはいけない
・うつ伏せ寝は禁止
・入浴時シャワーを顔に直接あてない
・サウナのような高温多湿の場所はNG
・激しい運動は避ける
・強風の日も目を守る努力が必要
・接着剤に影響しないクレンジングや洗顔料を使用する

あまりの暑さの為頻繁にシャワーを浴びるこの国で顔に直接当てないというのはいささか厳しそうな気がする。目をこすったり掻いたりできないのも果たしてどーなのか。今現在そんなモノやっているタイガールなんてきっと100人もいないだろうしこれから若いコの間で流行するか??

しかし、そのキイワードに「タイ」を加えて検索すると驚くことに私ごときの浅はかなイメージなど一気に消し飛ぶ。既に店舗展開している日系のサロンがいくつもあるではないか!

いやいや無知というのは恥ずかしいものだ。実際そんなことまったく知らなかったし、知っていれば当初の受け答えももう少しマシだったはず。ただ、あまり先入観を持たず「調べる前にまずはインタヴュウしてみよう」と敢えてお話だけ伺ったので、まあ仕方あるまい。

さて、いったい何のことか?
もうお分かりかもしれぬが、実は「まつ毛エクステンションの教室を海外で開きたい」というご談を受けたのだ。

地元の先輩から連絡があったのは昨晩であり、「古い女友達がまつ毛エクステの先生で・・・」との説明だった。古いというのが気になったが、よーするに昔水商売をしていた女性が美容業界に転身したのだそうだ。
なるほど。今頃になって連絡があるってことは当時そこそこの仲だったワケね。と、いらぬ邪推はよいとして不動産業界時代にお世話になったその先輩は今度私が働く予定の飲食店チェーン社長と昔からのマブダチでもあり、もちろん無下に扱うことなどできない。

で、今日の午後古い女友達ご本人と電話でお話しして事情を知ったのは、曰く「日本では十年程前から流行って来て今ではマスカラよりも主流になりつつある」「施術費用は一回6〜7千円程度で一ヶ月弱保つ」「施術士(アイリスト、アイデザイナー)には美容師免許が必要」「ワンデイから一週間程の期間レッスンして講習料は5〜10万円だが実質的には少なくとも一ヶ月練習しなくてはならない」「技術的には両手で同時にピンセットを扱う微妙な作業」とのことだった。

そもそも「まつエク」という言葉すら知らず「マスカラ」を「シャカシャカ振って音ならすヤツ?」と勘違いしているレヴェルの私の場合、そんなモノが日本で流行していてタイにもキつつあるなどとは夢にも思わなかったのである。

それでもキッチリレポートして報告せねばならず、「まずは考えをある程度まとめなくてはなるまい」ということで早速このブログにて文章に起こそうと思い付いた次第だ。

バンコクに専用サロンが既に何店舗もあるってことは、流行に敏感なハイソタイガールや駐妻の需要がそこそこあるってことで、今後伸びる可能性も見込めるに違いない。何と言っても「美容」というテーマは女子にとって永遠に最強のはずだからね。

しかし、現状店舗がそれだけあってある程度廻っているのならばタイ人スタッフの数もかなり居るはずであり、そーなって来ると日本人がわざわざ来タイして教える必要があるのだろうか?いや。例えば寿司職人のような特殊技能ならば需要があるのかも?

実際問題駐在している日本人アイリスト達も自ら施術するだろうしレッスンしている時間もそんなにないとすれば、技術者を育てる為のスクールで生徒を募集して派遣するビジネスが成り立つ可能性はある。

ならば、と、「教室」「スクール」で検索するとどうやら今のところ「(集中)講座」レヴェルでしかなく、タイ国内に専門で常駐の日本人センセーがいることもなさそうだ。
いや、生徒を募集するならタイ人だから日本語で検索してもヒットしないのかもしれない。ただ、いずれにせよまだこれからのジャンルと思われる。

う〜む。コレはヒジョーにマズいぞ。

何故ならば、既に何軒もあるならばそこから学ぶことができるけれど「一から始める」のはとても大変なことであり、もしそこに絡むとすると完全に私がとばっちりを喰う立場となるから。業種を問わず「海外で新しく何かをスタートする」のは気の遠くなるような地道な作業であり、身を以て知っている私としてはかなりイヤ〜な予感がする。まさにサイアクのパターンではないか!!
既に乱立していてまったく望みがない方がまだマシだ。「サロンはたくさんあるけれどスクールや教室は(ほぼ)ない」という中途半端な状況こそもっとも危険なのかもしれない。「ひょっとしてイケるかも!」と感じさせる可能性が大なのではなかろうか?

ちなみに、古い女友達自身がタイに来たことは一度もないという。

仮に彼女が興味を持って「タイに行く!」となればアテンド必須となる。その先輩は既に十回以上は来ているし私も何度かアテンドしてお小遣いももらったが、視察にやって来る古い女友達を「案内してやってよ〜」と頼まれれば無論断れるはずもなくお小遣いで済ませられる話ではない。

そうならないようにする為にはいったいどーすれば良いか。

元々ウソは得意だけれど、TPOを考えるとあからさまなのはマズいから相当うまく誤摩化さなくては。「ビジネスチャンスの可能性があるけれど実際には難しい」という落とし所にもって行くにはもう少し詳しく調べる必要がありそうだ。

実際、メリットはある。

①美容師免許がなくても施術可能。
②スクール開設に届け出の必要が(おそらく)ない(*グレーゾーン?)。

リスクとして労働許可の問題があるが、美容部員に対する講習やレッスンは禁止職種には入っていないはず。あとはレッスン中の事故なども考えられるかな。

水場もたくさんはいらないだろうし道具は基本ピンセット二本(両手に持つ)。スクールを開設するとしてもコンドミニアムの一室でいけるだろう。設備費もそんなに掛からないのではないか。となれば生徒さえ集まればすぐにでもできそうな雰囲気はある。あとは採算性だが、講師の渡航費滞在費等実費から考えてもそんなに安い金額ではムリだろう。

コンドミニアムの賃料が仮に20,000THB/月、人件費その他が概算80,000THB/月で最低でも計10万バーツ。三倍の30万バーツの売上げを出す為には、一ヶ月で30人の生徒から各1万バーツ取らなければ合わない。先生一人で30人は物理的に不可能?一週間スクーリングであとは自主練習、最終的に試験をして合格すれば賞状を渡す。という流れだとして30÷10日=10人/日か。ギリギリイケるかな?もしくは15,000THB×20名?

どうだろう。ちと厳しい数字のような気もするけれど。経費として分かりにくいのはまつ毛自体の原価。あ、あとモデルがいる?いや、生徒同士がやり合えば良いからいらないのか。

う〜ん。いかにも中途半端だ。

いずれにせよ、タイ人のアイリストに一度リサーチする必要がありそう。

進めるとして私のメリットは?

まったく思い付かないですが?


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