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ティムバートンと言えば、シザーハンズやバットマン、アリスインワンダーランドが思い浮かぶ。今回も独特な世界を味わうことが出来た。気分転換には最適な作品。
60代にはいり、なぜか少年少女向けのファンタジー映画が感情移入しやすい(^_−)−☆。
あらすじなどは、興味のある方は是非実際に見て欲しいが、盛り込まれたアィデアが楽しいので少し紹介したい。
人並み外れた能力を持つ子供たち、例えば、
★異常な怪力の女の子、
★植物の生育を操る女の子・・・人参を巨大な大きさに短時間で育てたり、種を瞬時に育てたり、樹木を短時間で育てたりする。
★降霊術を行い、命のない人形、死体、骸骨などを生きているように操れる男の子。
★空中浮遊出来る女子。
★手で何でも温め、火をおこすことの出来る女子。
★後頭部に別の大きな口があり、ばくばく食べる女子。
★透明人間
★透明なモンスターを見ることが出来るのが主人公。
★奇妙な子供たちを育てる館の女主人ミスペレグリンは、ボンドガールでも有名な、フランスの女優、エヴァグリーン。
彼女の美しさだけでも見る価値はある。彼女は、時を操る能力があり、同じ一日を毎日永遠に繰り返す事が出来る。
異常な能力のアィデアは昔からあり、時間を止めて、その間に何かをするというドラマや漫画は多くある。
時間を過去に遡る映画で有名なのはバックトゥーザフューチャー、異常な能力をもつ仲間の話は、石森章太郎の００９やXmen、アメリカのテレビドラマHeroをすぐ思い出すだろう。
・・・そうだ思い出した。Heroにも、時を操る日本人、いくら怪我をしてもすぐ再生するチアリーダー、脳みそを開けて他人の超能力をまねる事の出来る超人、念力で人を操る超人など沢山出ていた。このドラマのストーリーがあまりにも面白くてDVD20枚を欠かさず見た覚えがある。
現代の、ポップスター、ロックスターも、人の心を操る超人の仲間だと思う。又は現代の教祖と呼べるだろう。
後頭部に別の大きな口があり、ばくばく食べる女子・・は古い日本の民話に登場する小食な嫁の話がある。あまりにも小食なので、こっそり見ていたら、夜中に、髪をたくし上げて、後頭部の大きな口からばくばく食べていたという、恐ろしい民話がある。
知恵と、特殊な能力で、悪者と戦う子供たちの大活躍が楽しい、愛する家族との再会、ロマンス有りと、ファンタジーの世界は、楽しい。
だけど、ファンタジーとは言え、子供たちだけで、海の底に眠っていた船を浮かび上がらせ、石炭を焚いて、どうやって港に付けたり、出航できるのだろうか？
まあファンタジー映画だからなのだろう。(^_−)−☆
