こんにちは
愛知県大府市のメガネ屋・GLASS JOY 02(グラスジョイオオブ)の中村です。
このブログでは、あなたのお役に立てる目やメガネの情報をお送りしています。
時々関係ないこともお話しますが、よろしければお付き合い下さいm(__)m
※当店の「理念」について書いています。はじめましての方は、その思いに触れていただけると嬉しいです。
久しぶりの更新です
皆様、先日の台風はいかがでしたか
大府はあと1日早く来ていたら、毎年恒例の大府夏まつりに影響するところでした。
30年以上続く人気イベント。
事なきを得てよかったです
さて、今日のタイトルはどこかで聞いたことがあるような言葉。
決して経済講義をしようというわけではありません。
そんなお話、何もできないので
「失われた10年(20年)」も正確に把握していないから、ウィキペディアで確認したくらいですし(笑)。
というわけで、先日のこと。
メガネを新調しに、ご近所のお母様がお見えになりました
初めてのご来店です。
一応メガネはお持ちなのですが、「免許の更新が近いんだけど、古いからちょっと不安で…」とのこと。
古いメガネってどれくらい前に買ったのだろう?と思い伺ってみると…
「20年…いや、もっとだ!25年…いや27~8年は経ってるかな?ひょっとしたら30年経ってるかも(笑)」。
買わなきゃ買わなきゃと思っていたけど、ズボラだからここまで延ばしちゃった、とおっしゃいます。
でもさらに話を聞いてみると、30年の空白はズボラなだけが原因ではないような気がしてきました。
以前にお母様がメガネを買った時。
メガネとは縁がなく慣れていないため、検査をしてもらうものの受け答えがスムーズにできなかったそうです。
それを検査の方は丁寧に対応してくれたそうですが…。
検査している方に別のスタッフの人が「手間取ってるんじゃない!」と怒り出したそう
恐いやら申し訳ないやら、いたたまれない気持ちになったそうです。
また、このようなことも。
ご主人様はメガネが必需品だそうで、ある日、メガネの買い替えに付いていったそうです。
すると矢継ぎ早に説明をするスタッフの方。
「主人は慣れているのか何事もなく応対していたけど、私は何を言ってるかさっぱりわからなくて…」
そう感じたそうです。
それを聞いて、思いました。
もしこの方がメガネをご購入された際、スムーズに行かないことに腹をたてる人もいなく、親身に検査してくれていたら。
そして、ご主人様に付き添った際、自分本位ではなく、お客様に寄り添い丁寧に購入のアドバイスをしてくれていたら。
この方はウチへ来るまで購入を引っ張っただろうか。
もしメガネ屋さんが「安心できる場」と感じられるものなら。
30年も開くことなく、メガネ屋さんに足を向けたんじゃないだろうか、と。
これはメガネ屋さんに限ったことではないでしょう。
高圧的な態度、高慢な態度の店員さん。
僕も一消費者として、何度か経験しました。
そのようなお店には自然と足が遠のいてしまうものです。
買い物はモノを求めることが主の目的と思いがち。
もちろんそれなくして買い物は成立しません。
しかしそれだけ提供すればいいのでしょうか?
人はただ買い物が成立することだけを望むのでしょうか?
そのやり取りの中で感じ入ること。
本当はそれこそが大事だから、「失われた30年」が生まれてしまったように感じます。
お客様が気持ちよくお買い物をするための心配りができているか?
お母様とのお話で、改めてそんなことを省みる機会となりました。
それでは今日はこのあたりで。
お読みいただき、ありがとうございましたm(__)m
GLASS JOY 02
中村響
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