【司法試験】司法試験総合講義300撮了 | 司法試験ブログ・予備試験ブログ|工藤北斗の業務日誌

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資格試験予備校アガルートアカデミーで司法試験・予備試験の講師をしている工藤北斗のブログです。司法試験・予備試験・法科大学院入試に関する情報を発信しています。時々弁理士試験・行政書士試験についても書いています。

先週の日曜日で,司法試験総合講義300の憲法を撮了しました。残りは,行政法だけになりました。
昔の入門講座の時代は,補講を入れさせてもらって40時間ちょっとでしたが(ただ,各回に休憩時間があるので,実際にはそれより短かったと思います),かなり消化不良になっていました。しかも,毎年新しい重要判例が出てくるので,思いきって今回は実講義時間52時間に増やしました。

撮了した感覚からすると,ちょうど良かったかなという感じです。判例解説など,かなり踏み込んだところまで説明できました。

一通り講義を聴き終わったら,早速問題を解いてみてください。
素材は,論文答案の「書き方」重要問題習得講座を受講している方は講座のテキスト,受講していない方は市販の問題集です(憲法は,予備校の問題集の答案の出来が(特に)悪いので,参考図書として指定した「判例から考える憲法」を用いると良いでしょう)。

最終回に,旧司・予備・新司の過去問を紹介しましたが,まだ判例知識をどのように活用するのか,イメージが確立できていないと思います。これは,問題演習をこなすことでしか培われないので,今後は,問題演習に取り組みつつ,必要な限度で総合講義の講義やテキストに戻って確認するという学習スタイルをオススメします。他の科目もそうですが,憲法は特にそうです。

※サンプル講義はマイページからご覧頂くことができます。
※来年度の総合講義300でも憲法の講義時間は52時間で行く予定です。ただ,統治の短答プロパー知識を若干短答知識完成講座Ⅰに回して,いくつか判例を追加しようかなと思っています。予備試験で統治プロパーの知識が出題されましたが,それでも短答でしか問われそうにない知識は,短完Ⅰに回した方がいいかなと。