この地域の未手術メス猫は、後2匹となり、捕獲困難なため、餌やりさんの協力が必要なんですが、餌やりさんは、猫にご飯をやらないと、苦しくなる・・・と言います。
それならば、どの猫が食べているか、確認したら?というと、(猫は何時くるかわからない、食べられないと可哀そうだから置いておく)と言います。
ターゲットの猫も来て食べますので、全然、お腹がすいていません。
白黒の子は若く、地域のボラさんに一時的に餌やりになってもらい、捕獲機の中でご飯を食べる練習をし、長~い時間をかけ・・・譲渡会前日に捕獲出来、東京へと運びました。 最近は、日帰りなので、夕方、もう一度行き、我が家で養生。譲渡会当日にリリースする事になりました。
捕獲したボラさんに立ち会ってもらいリリースすると、農機小屋に入って行ったので、隙間から覗くと・・・なんと!子猫が2匹!
獣医さんは、(妊娠してないし、子供を産んだ形跡もない)とおっしゃった。誰の子なの?
農機小屋に入ってみると、入っただけで病気になりそうな、埃だらけのところに、ぜ~んぶゴミでしょ・・・と言いたいような足場。 竹や藁の太いのが、束になって積み重ねてあるので、その隙間は、猫天国のようです。
結局、誰が産んだのか?母猫らしき猫の姿が見えません。
お腹がすいた子猫は、子猫か?と思うほどの大声を発して逃げるので、どこにいるかは、わかってしまいます。
で、捕まえた猫は400g、お腹がすいていたようで、威嚇も忘れ、むさぼり食べました。そして、我に返ったら、威嚇するわ、手は出すは、大声出すわ・・・・お騒がせ猫でした。
もう一匹、何も言わない猫は、こんなにお腹が空いて生きていられるだろうか?
譲渡会の時間もあり、諦めて帰りました。