弘前から、岩木山望むリンゴ畑の中を行くローカル線・五能線の旅へ【鉄道で巡る春の弘前&白神山地②】 | 湘南軽便鉄道のブログ

湘南軽便鉄道のブログ

「湘南軽便鉄道」です。

本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。

(前回ブログの続き)

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(鰺ヶ沢駅)


※撮影日:2018年(平成30年)5月4日(金)
※撮影はスマートフォン(カメラ機材等不使用)





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青森県弘前市に所在する
JR奥羽本線 弘前(ひろさき)駅


1番線ホームへ。


乗車位置を示す吊り看板式乗車案内板


向こうには小さなローカル私鉄・弘南鉄道 弘南線 黒石行き電車(元 東急電鉄7000系)が発車待ち。


現在のJR奥羽本線の普通列車の主流・701系電車。車内座席はロングシート。




1番線ホームに、JR五能線(ごのうせん) 弘前発・深浦行き普通列車(キハ40系)が入線。
キハ48形とキハ40形気動車の復刻首都圏色2両編成。



車内へ。




客室内の車端部。
右側は便所。キハ40形と違いキハ48形の便所入口は客室内にある。(キハ40形の便所入口はデッキ側)


車内の製造プレートなど。
この車両(キハ48形)は昭和55年富士重工製造。

車両形式番号プレートと、便所使用知らせ燈


クロスシートが並ぶ車内


壁の座席番号プレートと衣類掛け


座席番号プレート


窓開閉用のつまみ。
JR東日本所属のキハ40系気動車は、下段窓が現在も開閉できるため、冷暖房の入らない時期は窓を開けて昔ながらの旅を楽しめます。


窓のブラインド(ロールカーテン)


ずらりと並ぶクロスシート。車端部のみロングシート。


客室内の便所入口



昔ながらの和式便所



便所内の手洗器。足元のレバーを踏むと水が勢いよくでるタイプ。


便所内の曇り窓


便所内のドアの施錠レバー





車両(キハ48形+キハ40形)の連結部分。
キハ48形からキハ40形側を望む。



キハ40形の車両形式番号プレート




車両の連結部分。
キハ40形からキハ48形側を望む。


キハ40形運転席


キハ40形運転助手席


車両連結部



発車を待つ五能線 深浦行き。


本数の少ない五能線。弘前発は一日9本。
このうち、鰺ヶ沢より先へ行く列車は、一日5本のみ(東能代行き1本、深浦行き4本)


復刻 首都圏色の国鉄型気動車


昔ながらの行先板(サボ)が健在


JR五能線用の旧型気動車(キハ40、48)は、2020年度に新型電気式気動車GV-E400系に置換え予定。
国鉄型気動車が活躍するのもあと僅か。


普通列車は、地元客を中心にまずまずの乗車率。
本数の少ない五能線全線を乗り通す観光客の多くは、一日3往復の観光列車・快速「リゾートしらかみ」を利用。




弘前~川部間はキハ40形が先頭車。
川部で進行方向が変わります。


JR東日本 秋田支社 秋田車両センター所属


幌付きのキハ40形前面


キハ40形前面の各種車両プレート





向こうには秋田地域色の五能線用キハ40系回送列車が停車中




両運転台車キハ40形と、片運転台車キハ48形の連結部


キハ48形の各種車両プレート




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JR五能線 深浦行き
弘前駅 午前10時23分発車

すぐJR貨物 弘前駅の横を通り過ぎる。



弘前~川部間は、JR奥羽本線を走行


撫牛子(ないじょうし)駅


進行方向左側には、
名峰・岩木山(津軽富士)を遠望



浅瀬石川を渡り、左手からJR五能線の線路が合流すると間もなく川部駅






川部(かわべ)駅
かつては、国鉄黒石線(後に弘南鉄道に転換、弘南鉄道 黒石線)が分岐し、気動車が走っていたが、1998年(平成10年)4月1日に廃止。




川部駅では、
進行方向が変わることや、青森方面から到着する列車からの乗客待合せのため、午前10時32分~39分まで7分間停車


五能線気動車と黒い貨車


青森方面からの電車が到着。
多くの観光客が五能線に乗換え。車内は一気に混雑。







午前10時39分、川部駅を発車。
進行方向を変え、JR五能線へ。


この辺りは、青森リンゴの一大産地🍎
この季節は、リンゴの白い花があちこちに。


岩木山を望むリンゴ畑の中を走る。




藤崎(ふじさき)駅、林崎(はやしざき)駅を過ぎ、


板柳(いたやなぎ)駅
りんごの里・板柳





鶴泊(つるどまり)駅を過ぎ、

陸奥鶴田(むつつるだ)駅
津軽富士見湖に架かる「鶴の舞橋」が有名





沿線の主要駅、
五所川原(ごしょがわら)駅
五所川原駅では、地元客や大勢の観光客が下車



五所川原駅では、東能代発・弘前行き普通列車と交換



向こうには、ローカル私鉄・津軽鉄道の「津軽五所川原駅」
JR五能線とは駅名が違い、駅舎も別にあるが、JR五能線の構内を通って跨線橋を渡りホームへ。


津軽鉄道の主流・津軽21形気動車


津軽鉄道の構内には、今も現役の旧型客車(冬季はストーブ列車)や、かつて活躍していた旧型気動車キハ22形が留置




かつて活躍していた貨車や、現役のラッセル車キ100形も留置



津軽鉄道では今もタブレット閉塞が現役で、津軽五所川原駅と金木駅には腕木式場内信号機がある。





岩木川橋梁を渡る。




木造(きづくり)駅


駅舎入口側の頭上には、巨大な縄文式土偶があるインパクトある駅




津軽平野の田園の中をのんびり走行




中田(なかた)駅




陸奥森田(むつもりた)駅





越水(こしみず)駅





鳴沢(なるさわ)駅を過ぎ、しばらくすると、
津軽平野から日本海沿いへ。


青い海辺の街







沿線の主要駅のひとつ、
鰺ヶ沢(あじがさわ)駅に到着
深浦駅では、反対列車(リゾートしらかみ)との交換のため、午前11時39分~50分まで11分間停車



昼下がり、のんびり発車を待つ深浦行き普通列車






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(続く)