敗軍之将、不可以言勇

敗軍の将は以 ( も ) って勇 ( ゆう ) を言うべからず

~ 失敗した者には、
  意見を述べる資格がない ~  って意味ですよね


こうやって、「 奮闘記 」  なるものを長々と書いてる私は

ど~なのよ ? って思ってる方もおられるでしょうが . . . ( 汗 )

それでも

見事 ? に散った 初挑戦は

負け惜しみって言われそうですが、とても 「 いい経験 」 でした。

意見を述べる資格がないのは、ごもっとも

「 明々白々 」

敗因は、 " 練習不足 "  以外の何ものでもありません。


述べる 「 意見 」  イコール  「 なりやまあやぐまつり 」 では

ブログになりませんので、そこは ご容赦を . . .



責任の取り方も、戦 ( いくさ )の世なら いざ知らず

「 なりやまあやぐまつり 」 での本選出場を勝ち取るには

あ~だ こ~だ と 責任転嫁 をするのは ダメでも

「 なぜ、落選したのか ? 」


 . . .  「 だから 練習不足ってば!」


いや 傾向と対策は、はっきり させて置かなきゃ

また、同じ失敗を繰り返すことになってしまいますよね ?

って言うか、進歩がないでしょ!

そのためにも 、動画を撮っておいて貰えば良かったと

今更ながら、後悔しています。



ところで、 「 なりやまあやぐまつり 」 での 審査が

どの様なことを基準にされているかと言いますと . . .


次のように パンフレット に記載されていました。

 1・ 三線 ・ 音程 ( 調弦 ・ 調和 )

 2・ 歌・ 調子 ( リズム ・ 強弱 )

 3・ 仮名 ( かな ) 使い ( 発音 )

 4・ 思い入れ ( 情感 ・ 表情 )

 5・ 礼節

それぞれ、1 点から 5 点までの評価が付けられるようになっていて

総合的に判定されるようです。


予選会そして、このあと始まる 本選での参加者の皆さんの

舞台での唄三線を観聴きし、審査基準を重ねながら

声の強弱・抑揚 や 節回し、 三線を弾く速さ や ため 等

「 なるほどなぁ~ 」

立ち姿 や 表情、 衣装映え ( 慣れ )、 間 ( ま )   等々を

「 なるほどなぁ~ 」

こうやって歌った、弾いた方が聴きやすいし

歌詞 や 感情も伝わるんだよなぁ~ って感心させられました。

自己練習は勿論ですが、こうやって人の舞台を見て

勉強することも大事なんですね。





さて、まつり の方はと言うと

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5 時を回わり、海上ステージでは

友利獅子舞保存会による 勇壮な 『 座開き ( 獅子舞 ) 』 が始まりました。


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辺りも少しづつ、暗くなりはじめ

「 なりやまあやぐまつり 」 本選、子供の部の始まりです!


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「 子供の部 1 位 [御神山賞] 下地夢華さん (写真:宮古新報より)」


16 名の、とっても可愛らしい 唄者 たちの

大人顔負けの名調子に拍手喝采 ))) ٩(ˊᗜˋ*)و


もう、すっかりと陽も暮れて

海上ステージの前に広がる砂浜には、沢山の灯籠が . . .

今回、本選出場は叶いませんでしたが

全ての参加者の名前が記された灯籠に Vujya の名も


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友利部落に古くから伝わる  『 みるく口説 』 

賑やかなリズムにあわせて、威勢のいい掛け声 と コミカルな踊りです。


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「 なりやまあやぐ を踊る 真南風流下里キク琉舞道場 (写真:宮古新報より)」


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「 フラダンスでも [なりやまあやぐ] (写真:宮古新報より)」


なんで ? 「 なりやまあやぐ 」 . . .

ず~と この調べだったから、ここは華やかに

✺ヘ(ё_ё)ノ ✺✺ヘ(ё_ё)ノ ✺*☆

南国テイストな " タヒチアンダンス "  みたいなのが良かった気も ( 笑 )



もうすぐ午後 7時。

「 なりやまあやぐまつり 」 本選、一般の部スタートです!


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歌う人によって、こんなにも唄の調子ガ違うんですよね ?

声の質や高さ、感情の込め方も千差万別。

打音を使う人、工工四 どおりの人

軽く 通る声、太く こもる声

他の人の 2 倍ほど時間をかけて 歌う人も . . .


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唄 と 三線 の技量に加えて、やっぱり女性の皆さんは

美しい着物が 舞台で映え ( 栄え ) るし

髪をアップにまとめて結い上げた 「 カンプー 」  での琉装は

この ロケーションにピッタリで、チョットばかり ズル いですよねぇ

男性でも、黒っぽい衣装 より 明るい色の方が舞台映えして

着付け ( 立ち姿 ) なんかも加点要素になるような気がしました。


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20 名の本選出場者の皆さんの唄は、甲乙つけがたいほど素晴らしく

その中から、今夜いちばん この景色に溶け込み

歌い継がれて来た 「 なりやまあやぐ 」 の唄をみごと歌いあげた

県立 宮古高校 2 年生の 花 城  夕梨々 ( ゆらら ) さんが

一般の部での最高賞 " なりやまあやぐ大賞 " に輝きました。


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「 [なりやまあやぐ大賞] 花城夕梨々さん (写真:宮古新報より)」


この大会には、小学校 3 年の時から参加しているそうで

「 大賞が取れ素直にうれしい。

 だんだんと技術が上がっていき、やっと大賞を取ることができた。

 これからも民謡は続けていきたい。 」 と、コメントされています。


花城 さんのような若い人たちが、たくさん 裾野を固める宮古島で

内地でも知名度が上がり、どんどんと参加者数が増えるであろう

『 なりやまあやぐまつり 』 での本戦出場は、更に " 厳しき門 " です。


だからと言って (ง •̀_•́)ง 諦めませんよ!

今夜たくさんの演者をのせ

海上に浮かんでいた " 幻想的なステージ "  の上から

必ずや、響かせますからねぇー! 


衣装を準備して、応援にも来て頂いた 美和先生にも

ビシっ! と決めて歌う姿を見てもらいたいし

来年に向けて、闘志を燃やしつつ 再スタートです!




まつり最後の花火は、涙で霞んで見えないだろうから . . . 

な~んてね

まつり会場のすぐ近くに車が停められたから

帰りの " 大渋滞 " に巻き込まれないよう

花火の音だけ聞きながらチョイ と早めに帰路につきました ( 笑 )

友利 インギャーからの登り坂、後部座席の窓には

大きな 大きな お月さまが 「 おつかれさん! 」 って

言ってくれているようで . . .             

                              おわり





【 Information 】

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今年のステージは、サバニ と 水中ライトがなかったのが残念ですね

ぜひ来年は、また復活してくれることを期待しましょう。




『 第12回 なりやまあやぐまつり 』 受賞者の紹介です。

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「 一般の部 受賞者のみなさん (写真:宮古毎日新聞より)」

【 なりやまあやぐ大賞 】 花城 夕梨々 (17)
【 金志川賞 】 花城 静香 (35)
【 インギャー賞 】 村田 かおり (14)
【 あま井賞 】 立津 佳恵 (18)
【 元島賞 】 大濱 麻未 (28)


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「 子供の部 受賞者のみなさん (写真:宮古毎日新聞より)」

【 御神山賞 】 下地 夢華 (南小5年)
【 2 位 】 岩渕 美咲 (平一小3年)
【 3 位 】 砂川 このか (砂川小5年)


受賞された皆さん、本当におめでとうございます。





【 Present 】